高級ブランド品の二次流通「PREMIER VALUE」運営、デット含め5.3億円をシリーズB調達——女性向け新ブランド立ち上げ

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Image credit: Our value

高級ブランド品の二次流通サービス「PREMIER VALUE」などの運営を行うアワバリューは12日、シリーズ B ラウンドで5.3億円を調達したと発表した。

このラウンドには SMBC ベンチャーキャピタル、日本ベンチャーキャピタル(NVCC)、ユナイテッド(東証:2497)らが参加した。今回の調達を受けて、アワバリューの累計調達額は約13.3億円に達した。また、金額には金融機関からのデットが含まれる。

これは同社にとって、2022年10月に実施したシリーズ A ラウンドのエクステンションラウンドに続くものだ。SMBC ベンチャーキャピタルは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。

アワバリューは、2020年11月に設立。高級二次流通動産の透明な取引と IT 化を推進している。

同社の主力サービスである「PREMIER VALUE 一括査定」では、ユーザが一度に複数の提携業者から査定を受けられるシステムを提供している。国内外の80を超える提携業者に一斉に買取査定依頼が可能で、ユーザはより満足のいく価格で取引することができる。

また、PREMIER VALUE は、高級ブランド品に特化した二次流通プラットフォームで、PREMIER VALUE 一括査定 で培ったノウハウ・データを活用し、透明性の高い取引を実現しているという。ユーザーは安全に商品を買い求めることができ、提携業者は信頼性の高い取引を行うことができるという。

今回調達した資金は、二次流通業界のデジタル変革(DX)を推進するため、AI 真贋や業者向け顧客管理システムの普及、「PREMIER VALUE」の認知度向上に充てられる予定だ。また、女性向け新ブランド「LUXARIA(ラグザリア)」の立ち上げや、銀座に旗艦店を開設する計画も明らかにされた。同社では、オフライン×オンラインでの相乗効果により更なる認知拡大と収益化を目指すとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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