パーソナライズ予防ケア「Wellness」、2.8億円をシリーズA調達——ニッセイ・キャピタルがリード

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Image credit: Wellness

パーソナライズ予防ケアサービス「Wellness」を提供するウェルネスは12日、シリーズ A ラウンドで2.8億円を調達したと発表した。このラウンドはニッセイ・キャピタルがリードし、HAKUHODO DY FUTURE DESIGN FUND、NOW、エアトリ(東証:6191)、アイユーコンサルティンググループ、名前非開示の個人投資家らが参加した。

これは同社にとって、2022年5月に実施したプレシリーズ A ラウンドに続くものだ。今回の資金調達は、サービスのさらなる拡充、人材採用、および新規プロダクト開発に活用されるとしている。今回の調達を受けて、ウェルネスの累計調達額は3.8億円に達した。

ウェルネスは、救急総合診療科医の中田航太郎氏(現代表取締役)が予防医学の普及と医療アクセシビリティ向上を目指し、2018年6月に創業。事業の主軸である「Wellness Membership」は、専任のドクターによる予防・健康維持サポートを受けられるサブスクリプションサービスだ。

Wellness Membership では、多忙なビジネスパーソンを対象に、定期的な健康診断や生活習慣のアドバイス、オーダーメイドの検査を提供する。また、専門医ネットワークを活用し、必要に応じた迅速な医療機関の紹介も行うなど、病気の早期発見とリスクの最小化を図っている。

予防ヘルスケア市場が拡大する一方で、非専門家によるエビデンス不足のサービスの流通や、健康データの解釈に必要な専門性の欠如などの課題があった。ウェルネスは医療ヘルスケアのデジタル化(DX)を推進し、日常的なコミュニケーションやデータ管理をオンラインで実施することで、これらの課題に対応する。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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