データ統合自動化SaaS「trocco」提供のprimeNumber、20億円超を調達——Coral CapitalとJPインベストメントがリード

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「trocco」
Image credit: primeNumber

データ統合のための ETL(抽出・変換・格納)SaaS「trocco」を開発・提供する primeNumber は25日、直近のラウンドで20億円を超える金額を調達したと発表した。ラウンドステージは不明。このラウンドは Coral Capital と JPS グロース・インベストメントファンド(JP インベストメントの子会社と三井住友トラスト・インベストメントが運営)がリードし、SMBC ベンチャーキャピタル、One Capital、みずほキャピタル、Salesforce Ventures、日本政策金融公庫、商工組合中央金庫、静岡銀行、東日本銀行が参加した。

調達額にはデットが含まれる。これは同社にとって、2021年から2022年にかけて実施したシリーズ B ラウンドに続くものだ。今回参加した投資家のうち、Coral Capital、One Capital、SMBC ベンチャーキャピタル、Salesforce Ventures は以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。累積調達額は不明だが、明らかになっているものだけで少なくとも34.3億円を超えたことになる。今回調達した資金は、開発やジネス推進体制の強化、国内外でのデータ活用支援サービスの拡充に充てられる予定だ。

trocco は、各企業がデータを効果的に活用できるよう支援するデータ基盤の総合支援サービスだ。このプラットフォームは、2024年4月にサービスプランを刷新し、さらにユーザフレンドリーな機能を提供することで、企業のデータ活用をさらに促進する。国際的にも拡大を続けており、韓国ではクラウドマネージドサービスプロバイダ(MSP) MEGAZONE CLOUD や SaaS 企業の Plateer(KOSDAQ:367000)と提携、インドでは現地チームを立ち上げ、事業の拡張を図っている。

via PR TIMES  Summarized by ChatGPT

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