中高生向けソーシャルアントレ事業を展開、MoonJapanが3,000万円をシード調達

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代表取締役 CEO 藤田岳氏(中央)、取締役 COO 今井智紀氏(右)、高校生インターン 網野晴透氏(左)
Image credit: MoonJapan

中学・高校生向けソーシャルアントレプレナーシッププログラム「MoonShot」などのキャリア教育事業を展開する MoonJapan は15日、シードラウンドで3,000万円を調達したと発表した。このラウンドには mint、Setouchi Startups、鈴木健吾氏、真鍋康正氏、その他名前非開示の個人投資家複数名が参加した。

MoonJapan は2024年2月創業。主な事業として、全国の中学校・高等学校向けに提供する伴奏型ソーシャルアントレプレナーシップ体験プログラム「MoonShot」を展開する。このプログラムは、生徒たちがチームを組んでソーシャルビジネスを構築する体験を通じて、実践的なスキルを身につけることを目指している。

MoonShot は、2022年度から全国の小学校・中学校・高等学校で義務化された「総合的な探究の時間」に対応するプログラムだ。全12回のセッションで構成され、3〜5人のチームでソーシャルビジネスを構築する体験を提供する。プログラムには15歳から75歳までの幅広い年齢層の起業家や実業家が参加するという。

また、MoonShot では約50のレクチャーオプションを提供し、各学校の指導方針に合わせてカスタマイズされたプログラムを教職員と共に作成することができる。これにより、教職員が総合的な探究の時間に費やす時間を80〜90%削減し、労働負担の大幅な軽減に寄与しているという。

MoonJapan は、他にも総合型選抜入試専門塾「MoonAcademy」、U-20向けインパクト投資ファンド「MoonImpactCapital」、早期就活支援を行う「MoonCareer」の3つの事業を展開している。これらの事業を通じて、学生に幅広いキャリアの選択肢を提供し、彼らの未来をサポートしている。

今回調達した資金は、全国の自治体との連携強化、プログラム「MoonShot」や関連事業の構築と拡大に必要な人材の採用に充てられるという。MoonJapan は、誰も取り残されない教育体制を構築し、日本の高い教育水準を世界に広めることに尽力するとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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