不動産売却サイト「いえうり」運営のNon Brokers、エニグモから4億円を調達——海外投資家向けプラットフォーム開発も視野

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Image credit: Non Brokers

不動産売却プラットフォーム「いえうり」および仲介手数料無料の不動産購入サイト「チョク買い」を運営する Non Brokers は30日、ソーシャルショッピングサイト「BUYMA(バイマ)」を運営するエニグモ(東証:3665)と資本提携し、4億円を調達したことを明らかした。

Non Brokers は2015年12月設立。不動産売却と購入に関するサービスを展開している。主要事業の一つ「いえうり」は、不動産売却に特化した日本最大級のマッチングサイトで、売主は、物件情報と個人情報を入力するだけで、最適な不動産会社に出会える仕組みを提供している。

査定時は物件情報のみ不動産会社に公開すればよく、個人情報は会いたい時だけ公開すれば済む。交渉したい不動産会社が見つかれば、運営がマッチングを行う仕組みだ。一括査定サイトのような複数の不動産会社からの追客電話や訪問営業もない。現在、1,400社以上の仲介会社、1,300社以上の買取会社が参画している。

また、同社は仲介手数料無料の不動産購入サイト「チョク買い」の提供も行っている。このサービスでは、不動産会社が保有するリフォーム住宅などを直接購入することができる。また、忙しい購入検討者に代わって新着物件を探す「チョク買いロボ」も展開している。

エニグモは、世界中のファッションアイテムが購入できるマーケットプレイス「BUYMA」を約20年間運営しており、1,100万人を超える会員顧客に利用されている。Non Brokers は、エニグモが持つ、個人顧客を集めるマーケティングノウハウやプラットフォーム運営の知見を活かし、認知拡大や事業成長スピードの加速、トップライン最大化を実現し、次世代の不動産売買プラットフォームを構築できるとしている。

また、日本の不動産は海外投資家に人気が高いため、Non Brokers では効率的かつ合理的に売買できるプラットフォーム開発も視野に入れ、中古住宅流通活性化や空き家対策などの日本における大きな社会課題解決を目指す。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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