微小外科支援ロボットで手術精度を向上、九大発F.MEDが4.3億円をシリーズA調達

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マイクロサージャリー支援ロボットの完成予想図
Image credit: F.MED

マイクロサージャリー(微小外科)技術を支援するロボットを開発する F.MED は8日、シリーズ A ラウンドで4.3億円を調達したと発表した。

このラウンドは Diamond Medino Capital がリードし、FFG ベンチャービジネスパートナーズ、大分ベンチャーキャピタル、スター精密(東証:7718)、JMTC キャピタル、肥銀キャピタル、三菱 UFJ ャピタルが参加した。

これは同社にとって、2022年12月に実施したシードラウンドに続くものだ。FFG ベンチャービジネスパートナーズ、大分ベンチャーキャピタルは以前のラウンドに続くフォローオンでの参加。

今回調達した資金は、マイクロサージャリー支援ロボットの開発と医療機器承認取得に向けた試験、組織の拡充に活用されるという。

F.MED は、2021年3月に設立。リニアモーターを用いた微細作業用マニピュレーターを搭載した独自のロボットを開発している。このロボットは、手術における直径1mm以下の極細な血管や神経を縫合する「マイクロサージャリー」と言われる技術を支援するもので、手振れの制御や操作の精密な再現を実現する。

同社によると、この「マイクロサージャリー」技術は、リンパ浮腫の治療や体の欠損治療などで活用され大きな効果を発揮するが、技術的な難しさから実施できる医師が限られていたという。F.MED のロボットは、手術の精度と安全性を向上させ、医師の訓練期間を大幅に短縮することで、より多くの医師がこの技術を習得できるようにすることを目指している。

現在、この製品は開発段階にあり、同社は早期の医療機器承認取得を目指している。将来的には、遠隔医療や術者の判断支援など、手術の安全性と有効性を高める機能の開発にも取り組む計画だとしている。

via PR TIMES    Summarized by ChatGPT

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