DeNAの子会社であるDeNAナビゲーションは5月28日、カーナビアプリ「ナビロー」をリリースした。
ナビローは、スマートフォンベースのカーナビアプリで、一般的なカーナビと同じく目的地へのナビゲーション機能だけでなく、リアルタイムな道路の情報を通じて地図の更新やVICS渋滞情報によって渋滞を回避できる。また、GPS機能と渋滞情報をもとに目的地への採点ルートをリアルタイムで案内する。
また、運転中の映像や音声を記録するドライブレコーダー機能によって、事故などの万が一のときに備え、記録を通じて現場の状況を把握しやすくなる。さらに、オービス情報によって取り締まり情報も音声でアナウンスされる。また、画面上に現実の道路にルート案内が表示されるAR機能も搭載。
海外では、渋滞情報や道路の状況をソーシャル上で共有するWazeなどが人気で、日本版も展開しているが、ナビローはお気に入り情報の共有にとどまっており、基本的は一般的なカーナビをスマホやタブレット上に転換することに重きを置いているように思える。
AppleがリリースするCarPlayなど、その後のロボットカーなどの全自動自動車に向けて、カーナビサービスのIT化は急務といっても過言ではなく、DeNAがこの市場に参入することがその後にどのような影響を与えるか、期待したい。
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