スタートアップコミュニティ運営のcrewwが、オリックスと孫泰蔵氏の投資会社から約2.7億円を資金調達

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The Creww crew.

(訂正:初出時のヘッドラインの「ファンド」の表現を「投資会社」に訂正しました。)

東京に拠点を置く、スタートアップコミュニティを運営するスタートアップである creww は1日、金融大手のオリックスと、孫泰蔵氏の投資会社 Mistletoe から約2.7億円を資金調達したことを発表した。オリックスにとっては、スタートアップ向けの投資としては初のケースとなる。

今回の資金調達を受けて、creww はスタートアップコミュニティを活用したオープンイノベーション関連の活動を強化すると共に、オリックスとのパートナーシップにより、スタートアップコミュニティ向けの金融事業に参入する。金融事業の詳細については明らかになっていないが、スタートアップの資金調達を円滑化しアクセラレーションを促すクラウドファンディングのようなもの、という未確認情報を得ている。

creww は2012年8月の設立。シードラウンドでインキュベイトファンドからシード資金を調達(この際の金額については非公開)、2013年9月には日本テレビから1.2億円を調達している。スタートアップに大企業との協業を促す「コラボ」、スタートアップ向けの割引価格でサービスを購入できる「MARKETPLACE」、大企業向けのオープンイノベーション・レクチャープログラム「knots(ノッツ)」などを運営している。

creww の現在の構成メンバーは17名。今後事業の拡大に向け、エンジニア、デザイナー、ビジネス開発、アジア向け事業展開担当者などの雇用を強化する計画だ。

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