β版リリースから2年の歳月を経て、自動コードレビューサービス「SideCI」のアクトキャットが第三者割当増資を実施

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SideCI

GitHub上でのコードレビューを自動化するコードレビュー支援サービス「SideCI(サイドシーアイ)」を運営するアクトキャットが、ベンチャーユナイテッド、YJキャピタルを引受先する第三者割当増資を実施した。

アクトキャットは、2013年に「TechCrunch Tokyo2013」に登壇し、「Incubate Camp 6th」へ参加。いくつかのサービスを試行錯誤した後、2014年4月にエンジニアの負担を軽減し、ソースコードの自動レビューやバグを検出する「SideCI」のβ版をリリースした。

β版のリリース当初は、Rubyにしか対応していなかったが、現在では、Ruby、PHP、JavaScript、Python、Goなどの複数言語でコードレビューの自動化機能を提供。一部言語のレビューにおいて指摘内容の自動修正機能などの追加を実施してきた。

同社はβ版のリリースから約2年の歳月を経て、今回の資金調達を完了した。アクトキャット代表取締役の角 幸一郎氏は「ようやくスケールしてきた」と語る。

今回の資金調達により、同社は開発体制の強化を図る。今後、「SideCI」はコード品質の高度な分析機能や、バグや障害とコードの品質を関連付けする機能などの提供を予定しており、海外への展開も視野に入れている。

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