Beyond Next Venturesは3月18日、有機半導体レーザーダイオードの開発を行う「KOALA Tech」への追加出資を公表している。KOALA Techは九州大学発スタートアップで、今回の増資にはSony Innovation Fund、QBキャピタル、田中藍ホールディングスも参加している。今回の調達でKOALA Techが増資した額は1億5000万円。
KOALA Techの創業は2019年3月。従来の無機半導体レーザーでは困難な波長でのレーザー発振や低コスト化、有機ELディスプレイとの一体製造、フレキシブル基板や透明基板上での製造を可能にする。用途としては生体認証やアイトラッキング、マイクロディスプレイ、AR/VRデバイス、モーションセンサー、バイオセンサー、レーザー治療などのアプリケーションへの展開が期待されている。
via PR TIMES
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する