目線を高くする

Hironori Maeda by Hironori Maeda on 2016.2.3

hiroHiro Maedaはグローバルに戦うスタートアップに投資を行うファンド「BEENEXT」のパートナー。世界進出を目的としたスタートアップ育成プログラム「Open Network Lab」の創業メンバー。ツイッターは@DJTokyo。彼の視点が綴られるブログには示唆が多く、より多くの人に伝えるため転載を許諾してもらった。元記事はこちら


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“高い目標を設定して達成できてない人よりも、手の届きやすい目標を設定して、その目標を達成してしまう人の方が、人生損をする。”

起業家はもちろんのこと、人は、自分の目線をどんどん高くしていく努力をするべきだ。目線を高くすることによって、自分自身や自分の周り、そして会社にとっても様々なポジティブな効果をもたらすからだ。

周りの目線が上がる:自分の目線や、目標を高く設定することによって、チームメイトや部下をはじめとした自分の周りにいる人たちも、それに引っ張られて目線を高くしようと意識しはじめる。特に起業家は、会社の誰よりも高い目線を持ち、仲間のポテンシャルを引き出すために刺激を与え続けていく必要がある。

良い意味で焦る:高い目標を掲げることによって、その目標を達成するため、現状維持ではなく、さらなる高みを目指そうとする。これは、良い意味での「焦り」を感じさせる。自分自身や自分の物事への取り組み方を変えながら改善を続けていくことで、よりイノベーティブな発想を生み出せるきっかけに繋げていく。そして、時間の重要性をより強く感じて、効率の良い働きと成長を追求するようになる。

生きがいを感じる:大きな目標やビジョンを持って、チャレンジングな日々を過ごし、そして成長を実感することによって、モチベーションが上がり、より生きがいを感じられるようになる。目線を高くすることで、人はより幸せになれる。

目線の上げ方:目線の上げ方は人それぞれ。もともと目線が高い人もいれば、環境を変えたり、意識することで目線を上げていく人もいる。これは、自分にあったやり方を探すしかないが、僕がよく薦めるのはこんな方法だ。

環境を変える:自分より目線の高い人を近くに置くか、そういった人と定期的に話す機会を作る。大体その人物は、ある程度の成功を収めていて、ひとまわりもふたまわりも上をいく先輩のような存在だろう。

物事の振り返りや、将来的なの計画を立てる時に、「もっと大きなビジョンを考えられるんじゃないか?もっと高いところを目指せるんじゃないか?」と常に自分に問いかける。

上記2つを試してみてもうまくいかなければ、もしかすると考え過ぎているタイプなのかもしれない。但し、それは決して悪いことではない。「この社会、世の中に残したいものは何か?」「この世の中に、どんな価値を提供したいのか?」それを熟考した上で、今やろうとしていることや、やりたいことの整合性を確認してみて欲しい。

「目線は常に高く」を意識したほうが良い。自分の限界に挑戦し続けて、自分を変えて成長させることで、よりイノベーティブな発想が生まれる。そして、生きがいをもっと感じるようになるだろう。仮に、その高い目標に手が届かない状態が続いたとしても、すぐに達成できるような低い目標を掲げてしまうよりは、絶対に得られるものが大きいはずだ。

Hironori Maeda

Hironori Maeda

2009年にBEENOS入社、海外投資を担当。2010年、デジタルガレージ、カカクコムと共同で世界進出を目的としたスタートアップ育成プログラム「Open Network Lab」を立ち上げる。日米で40社以上に出資し、世界の起業家等がスイスに集う「サンガレン・シンポジウム」の有望な若手起業家100人に2011年選ばれる。2013年4月より、BEENOSのインキュベーション本部長として国内外のスタートアップ支援・投資事業を統括。現在はインド、東南アジア、日本、アメリカ等に投資をするグローバルファンド「BEENEXT」で日本と北米投資を担当。

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