バルティグループとソフトバンクが提携、インドのモバイル市場に本格参入

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

インドの主要企業グループ「バルティ・エンタープライズ」と日本の大手インターネット企業のソフトバンクは先日、インドのモバイルインターネット市場に特化した「Bharti Softbank Holdings Pte. Ltd(バルティ・ソフトバンク・ホールディングス)」という合弁会社を出資比率50%づつで設立したと発表した。

発表によると、この合弁会社はインドのモバイルインターネットのエコシステムにおける「ソーシャルメディア」、「ゲーム」、「eコマース」の3つの主要分野にまず注力していくとのこと。また、インド電気通信規制庁の最新の統計によれば、インドでは2011年7月現在で既に8億5800万人がモバイル契約をしており、そのモバイル市場での様々なサービスの発展がさらに増すことは間違いない。

この提携に喜びを表し、Bharti Softbankの戦略および商品開発責任者のKavin Bharti Mittal 氏は、次のように述べた。

「インドは、世界で2番目に大きいモバイル市場として台頭しているが、モバイルインターネットという次の改革への変わり目に立っている。
急成長している経済、多くの若者、そして安くて早いデータへのアクセスを考えれば、モバイルのためにサービスを構築する独自の機会がある。特に国民の大部分が初めて手にするスクリーンがモバイル機器であるというこの国ではなおさらだ。ソフトバンクとの提携は素晴らしく、ソフトバンクのこの分野における広範な経験は、インドでのサービスを構築し、投資するのに必ず役に立つと思う。」

Bharti SoftBank Holdings Pte. LtdのCEOで、ソフトバンクの元社長室顧問および戦略事業開発担当の大蘿淳司氏は次のように語った。

「この10年に渡り、ソフトバンクはアメリカを始め、中国、そして今はインドと、インターネットビジネスでの新しい市場開発に努力してきた。
モバイルインターネットを通じてインドの人々の暮らしを変え、一人一人に社会の大きな成長に貢献するための力を与えることができると確信している。このビジョンの一役を担うことをとても嬉しく思い、また、新興市場での比類のないビジョン、知識そして経験をもつバーティとパートナーとして提携できたことを嬉しく思う。この提携はモバイルインターネット業界でソフトバンクがNo.1になるための重要な一歩である。」

画像引用: p22311919 on Flickr

【via Penn Olson 】 @pennolson

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