中国における、車と一般道路(もし交通渋滞がなけばの話だが)への熱狂は始まったばかりだ。だからこそ、今このタイミングで中国人ドライバー向けの地図と位置情報アプリのローンチは地元のインターネット企業であるSina (新浪) にとって絶好のタイミングだったと言える。この「iMap」と呼ばれるアプリ(中国語では文字どおり「愛車地図」)はAndroid版が出たばかりで、まもなくiPhone版もリリースされる予定だ。
iMapアプリには5つのメイン機能があり、これら機能のほとんどがソーシャルメディアと連携している。ガソリンスタンドや駐車スペースを見つけたり、道路検索によるルート案内、渋滞情報、そして駐車をする際のアシスト機能も備えている。
最初の2つの特徴はGoogle Places(現在はGoogle Localと呼ばれている?)を連想させるし、Baidu Shenbianは付近の関連した場所の一覧およびチェック機能を用いた同様のサービスを提供している。リアルタイムの渋滞状況は今はまだ中国国内の11都市でしか見ることができないが、その他の都市でもそのうち実施される予定だ。
駐車アシスト機能はというと、車を停めた場所を教えてくれるし駐車時間も知らせてくれる優れものである。特に立体駐車場で重宝しそうだ。(写真下参照)
Sinaは中国のSNS業界において最近最も注目されているSina Weiboを開発しており、 WeiboがiMapアプリに組み込まれていても何ら驚くことはない。iMapで、ユーザはガソリンスタンドのレビューを書き込むこともできる。素晴らしい!携帯電話のWeiboアプリをいちいち開かずとも自分の言いたいことを発信できるのだ。
サードパーティーのAppChinaストアで、SinaのAndroid版iMapを無料で入手できる。もしくは、その下記の写真を今すぐチェックしてみてほしい。
[出典: LBSvision – 中国記事より]
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する