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3DスライドショーアプリのCoolirisを、Yahooが買収

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THE BRIDGE でもこれまでに複数回にわたり取り上げてきた、3Dスライドショーアプリを提供するスタートアップ Cooliris だが、今日(アメリカ太平洋標準時で21日)Yahoo に買収されたことが発表された。買収金額は明らかにされていない。2006年にサービスをローンチ、同社が開発したモバイル広告向けのプラットフォーム Adjitsu は昨年、SingTel 傘下の 3Dモバイル広告会社…

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買収を祝う Cooliris のチームメンバー。

THE BRIDGE でもこれまでに複数回にわたり取り上げてきた、3Dスライドショーアプリを提供するスタートアップ Cooliris だが、今日(アメリカ太平洋標準時で21日)Yahoo に買収されたことが発表された。買収金額は明らかにされていない。2006年にサービスをローンチ、同社が開発したモバイル広告向けのプラットフォーム Adjitsu は昨年、SingTel 傘下の 3Dモバイル広告会社 Amobee に売却している。

これまでに、Kleiner Perkins Caufield & Byers (KPCB)、Deutsche Telecom の T-Venture、The Westly Group、DAG Ventures などから総額2,760万ドルを調達している。

以下は Cooliris のウェブサイトに掲出された同社からのコメントだ。

Yahoo は、モバイルを直感的で楽なユーザ体験にする上で、明確なビジョンと確固たるコミットメントを持っています。このことは、Yahoo が Cooliris にとって最適なパートナーであることを意味し、共に世界のユーザに必要不可欠なプロダクトを提供していきたいと思います。

以下は、Yahoo からのコメントだ。

Cooliris を買収しました。人を魅了するプロダクト、エンゲージメント、そして売上を生み出すためには、何よりも我々の成長分野で、我々自身を変化させられる人々を獲得することがすべてです。この考えに基づいて、検索、コミュニケーション、デジタルマガジン、ビデオといった我々の成長分野に合った買収に集中しています。

Yahoo のコミュニケーション・サービスのチームのいる Sunnyvale に Cooliris から17人の従業員を迎えられることにわくわくしています。Cooliris のプロダクトには、当面の間、何かの変更を及ぼすことはありません。

<Cooliris のこれまでの軌跡>

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写真共有プラットフォームのCoolirisが、新アプリ「BeamIt」でプライベート・メッセージング分野に参入

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メッセージングアプリ、写真共有アプリの世界で起きていることを、筆者は自分なりに3つくらいのカテゴリに整理している。 Snapchat 系の自然消滅系画像・動画アプリ…今月リリースされたプライムアゲインの「winker」などはこれに近い。 Between や Pairy 系の相手限定系アプリ…旧来のソーシャル・ネットワークでは管理しづらい送信相手を限定したメッセージング。 デコレーション系…以前から…

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メッセージングアプリ、写真共有アプリの世界で起きていることを、筆者は自分なりに3つくらいのカテゴリに整理している。

  1. Snapchat 系の自然消滅系画像・動画アプリ…今月リリースされたプライムアゲインの「winker」などはこれに近い。
  2. BetweenPairy 系の相手限定系アプリ…旧来のソーシャル・ネットワークでは管理しづらい送信相手を限定したメッセージング。
  3. デコレーション系…以前からあるスタンプや画像加工ができる写真アプリに加え、これをメッセージングやチャットに拡大した事例としては、Cinammon の PicChat などが挙げられるだろう。

おそらく、この3つのどれにも当てはまらない写真共有アプリを作っているとしたら、そのスタートアップは革新的か、トレンドを見誤っているかのどちらかだろう(個人的には前者に期待している)。

長年にわたって写真共有の世界でプレゼンスを築いてきた、シリコンバレーの Cooliris がこの分野に参入だ。同社は今日未明、写真付きメッセージングアプリ「BeamIt」をローンチした。このアプリが目指す方向性は、上記のカテゴリで言えば、1. と 2. の間くらいだろうか。

BeamIt-Photo-drawers同社のアプリは UI を追求したものが多いため、その独特の使用感を言葉で説明するのはいつも難しいのだが、一言で言えば、誰かとのメッセージのやりとりを中断することなく、シームレスに写真が共有できることが最大の特徴だ。

Photo Drawers という機能により、スマートフォン画面を横にスワイプするだけで、数百枚の写真をフル画質で相手と共有できる。軽快なUI と必要なファイル転送量を考えると、バックエンドでは相応に高度な技術を実装していることは容易に想像できるだろう。また、アプリ内にグループを作成し、共有したい写真のプライバシー管理が可能だ。酒の席などで勢い余って共有してしまった写真なども、メッセージのやりとりの中から簡単に削除することができる。

さらに日本ではあまり需要がないかもしれないが、通信量を節約する観点から、このアプリはオフラインの状態でも写真の編集などの基本動作が可能だ。共有するときだけネットワークにつなげばよいので、青天井の料金プランの少ないヨーロッパのユーザや、ローミングせずに旅先の WiFi 接続でスマートフォンを使う国際旅行者には便利な機能だ。

現在 BeamIt は iPhone と iPad 向けに iOS 版のみがリリースされており、ウェブ版と Android 版も目下開発中とのことだ。UI重視で攻めて来た Cooliris がメッセージング・アプリの分野でもシェアを伸ばすことができるか楽しみである。

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写真集約アプリのCoolirisが、日本語もサポートしたAndroid版アプリをローンチ

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 去る12月、Cooliris のチームメンバーに会ったとき、彼らは自分達の写真共有サービスをアジアで加勢させようと躍起になっていた。その努力の中には、Cooliris の iOSアプリの日本語版の展開も含まれていた。Cooliris は先週 Android アプリをリリースし(ここからビデオを参照できる)、アジア地域…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

去る12月、Cooliris のチームメンバーに会ったとき、彼らは自分達の写真共有サービスをアジアで加勢させようと躍起になっていた。その努力の中には、Cooliris の iOSアプリの日本語版の展開も含まれていた。Cooliris は先週 Android アプリをリリースし(ここからビデオを参照できる)、アジア地域でのマーケティングをさらに積極展開させている。アジアの多くの市場で、よい成果をもたらす助けとなるだろう。

Cooliris の説明によれば、この新しい Androidアプリには日本語版ローカリゼーションがなされているため、日本で Android ケータイを使っている人は、ぜひチェックしてほしい。日本は Cooliris にとってトップ市場の一つであり、このローカリゼーションもその座を確実なものにする上で役に立つだろう。

Cooliris は、アプリ検索プラットフォームの「Wandoujia(豌豆荚 または英語名 SnapPea)」と組み、中国でもリーチを広げたいと考えており、加えて韓国での可能性も模索している

Cooliris についての詳細は、以前クリスマスのときに行った、同社ビジネス開発担当VP Sebastian Blum との、以下のビデオインタビューをチェックしてほしい。

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ソーシャル写真サービスCoolirisが、無人飛行機が撮影した写真を共有できるように

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ソーシャル写真まとめサービスのCoolirisは本日、ドイツの自律型航空機メーカーAibotixの無人飛行機と統合したことを発表した。 Aibotixの次世代ヘキサコプターAibot X6には内蔵カメラが搭載されており、上空からのアングルでターゲットの写真を撮影して、自動的かつリアルタイムにCooliris Groupにアップロードすることができる。そしてCoolirisユーザはiPadやiPho…

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ソーシャル写真まとめサービスのCoolirisは本日、ドイツの自律型航空機メーカーAibotixの無人飛行機と統合したことを発表した。

Aibotixの次世代ヘキサコプターAibot X6には内蔵カメラが搭載されており、上空からのアングルでターゲットの写真を撮影して、自動的かつリアルタイムにCooliris Groupにアップロードすることができる。そしてCoolirisユーザはiPadやiPhoneを通して写真にアクセスしたり、プライベートグループにシェアしたりできる。

CoolirisはAibotix無人飛行機と統合した最初の消費者向け写真アプリだ。無人飛行機が撮影した写真を共有する、ということ自体においても最初のケースかもしれない。Coolirisはソーシャル写真閲覧・管理サービスとして、世界中の20以上のソーシャルサービスと統合し、ユーザはウェブ上のあらゆる写真を1ヶ所で閲覧できる。

2010年に設立されたAibotixは、高度画像処理、センサー技術、およびロボット技術に長年に渡って取り組んでいる。Aibot X6は世界中で販売されている。

【原文】

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写真集約アプリのCoolirisが日本語対応、LINEとの連携の可能性は…

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※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから。 Palo Alto を拠点とする Cooliris は、アジアでの写真共有サービスのプロモーションの一環で、東京には時々来訪している。ソーシャル・ネットワーク人人(Renren)との提携を初めとして、同社が中国での躍進を見せた今年3月、THE BRIDGE はインタビューをしている。中国や日本はもとより、それ以外のア…

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

Palo Alto を拠点とする Cooliris は、アジアでの写真共有サービスのプロモーションの一環で、東京には時々来訪している。ソーシャル・ネットワーク人人(Renren)との提携を初めとして、同社が中国での躍進を見せた今年3月、THE BRIDGE はインタビューをしている。中国や日本はもとより、それ以外のアジア諸国で同社がどのように前進しているか興味深い。

Cooliris の CEO Soujanya Bhumkar は、Cooliris が中国で、直近の四半期でダウンロード数30%の伸びを見せるなど堅調な成長を見せており、インストールベースでアメリカに次いで中国が2位になったと教えてくれた。同社は中国で、Sina Weibo(新浪微博)と接続するなど、重要なローカライゼーションを施してきた。ユーザは使いやすい Cooliris のインタフェースを使って Weibo に投稿された写真を閲覧でき、フォローしたりされたりしている人々以外にも、他のユーザの写真も探すことができる。Tencent Weibo(騰訊微博)Baidu Yun(百度雲)は Cooliris を、一年ほど前からサポートしている。

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日本語インタフェース

興味深いことに、スマートフォンの普及率が高まっていることにより、インドが急速な成長を見せており、インドは Cooliris にとってトップ10市場に入った。

日本は以前、Cooliris にとって2位にランクされる市場だったが、現在はトップ5に留まっている。しかし、Cooliris の最新のアップデートは、日本語化が追加されたことだ。ローカライズは大きなマーケティングの労力を必要としないが、少なくとも言えることは、日本ではローカライズによってアクセスが増やせる。次期バージョン以降でも、日本のユーザにさまざまなサービスを提供し続ける予定だ。

Cooliris が多くのソーシャルサービスと連携を図っていることを考えれば、日本で何か欠けているとすれば、それは LINE である。この点について、Cooliris のチームは多くを語ってくれなかったが、日本のユーザは Cooliris に LINE 連携を待ち望んでいるに違いない。LINE ユーザはぜひその日が来るのを祈ってもらい、今後のニュースに注目してほしい。[1]

Cooliris は最近、重要な変更をいくつか行った。CEO の Soujanya とバイスプレジデントの Sebastian Blum(上のビデオ参照)によれば、Cooliris のグループ機能が、ユーザ獲得と維持の一番のカギになっているという。グループ機能は2人以上から作成でき、プライベートに写真をシェアできる。結婚、余暇、あるいは、その種のイベントが始まる前から Cooliris 上で繰り広げられるディスカッションなど、アクティビティにあわせてグループを作成できる。

Soujanya とのインタビュー時、私がたまたま THE BRIDGE 内での情報共有に使っているツールの一つ Yammer を立ち上げたときのことだ。Soujanya は、Yammer のようなツールが企業向けには多くあるにもかかわらず、消費者向けにはほとんど選択肢が無いことを指摘した。人々の写真は、たいてい複数のサービスや友人に分散して保管されていることが多いが、Cooliris はそれらを一カ所に集約できる選択肢を提供する。

これまでに合計30億枚以上の写真が Cooliris に集約され、10億枚以上がエンゲージ(「いいね」に相当)されている。[2] 複数の異なるサービスで写真を共有している人にとって、Cooliris は役に立つサービスだ。写真好きの集まる日本で Cooliris が今後人気を得られるかどうかはともかく、今回のローカライゼーションは利用を促す一歩となるだろう。

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  1. 筆者は今年しばらく Cooliris を使っていたが、最近は使わなくなっている。私はモバイルで写真を撮るとき、家族写真のアプリ Noatabli しか使わないからだ。一眼レフで撮影した写真は Flickr に保存しており、その多くを公開していない。しかし Cooliris は、筆者よりもソーシャルメディアをうまく使いこなす人々に可能性を見出している。
  2. 写真が高精細に撮影でき、閲覧できてこそ、人々をエンゲージできるのだ。
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写真集約アプリのCoolirisがBaidu(百度)と提携、中国のクラウドやアプリストア・ユーザへのリーチを強化

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とにかく世界各国の、できるだけ多くのソーシャルメディア・プラットフォームと連携すること。それが Cooliris のミッションのようだ。 26日、Cooliris は中国の Baidu(百度)との提携を発表した。今回の提携を受けて、Baidu のクラウドサービス Baiduyun(百度雲)のユーザは、同クラウドに保存された写真を Cooliris アプリ上でも閲覧できるようになる。 これまでに、C…

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とにかく世界各国の、できるだけ多くのソーシャルメディア・プラットフォームと連携すること。それが Cooliris のミッションのようだ。

26日、Cooliris は中国の Baidu(百度)との提携を発表した。今回の提携を受けて、Baidu のクラウドサービス Baiduyun(百度雲)のユーザは、同クラウドに保存された写真を Cooliris アプリ上でも閲覧できるようになる。

これまでに、Cooliris は Facebook、Instagram、Google Images、RenRen(人人)、 Tencent(騰訊)、Yandex(Яндекс)、Evernote 、Tumbler、DropBox、SkyDrive との連携を実現させており、今回で中国とのインターネット・サービスとは3社目の連携となる。他サービスから取り込んだ写真を Baiduyun に保存する機能はサポートされていないが、数週間のうちに機能追加される予定だ。

cooliris-cameraroll去る7月、Baidu はモバイルアプリストア「91 Wireless(91無線網絡)」を19億ドルで買収しており、Baidu が手にしたこのアプリ流通チャネルは、中国でユーザを増やしたい Cooliris にとっても有効に活用することができるだろう。他方、Cooliris はアメリカや東南アジアに多くのユーザを有しており、海外展開を図りたい Baidu にとってもブランド拡大のメリットが享受できる。

今年3月、CEO をはじめとする Cooliris のエグゼクティヴは、日本でのパートナー探しを目的として東京に滞在していた。Cooliris はロシアや中国などの現地ソーシャル・ネットワーク等との関係を深める一方、日本のサービスやスタートアップとの連携が進まない点にはいささか疑問が残る。NTTドコモからも資本が入っているので、ドコモの関連サービスやドコモ・イノベーションビレッジに参加しているスタートアップとの連携に期待したいところだ。

(一部未確認の情報が含まれるが、Cooliris へのドコモ・キャピタルからの出資は、シリコンバレー駐在のチームが主導になって実施されており、東京のチームはあまり深く関与していない。また、以前、Cooliris には東京駐在のゼネラルマネージャーが居たが、その人物は既に退任している。日本のサービス各社との連携が進まないのには、そのような事情が背景にあるのかもしれない。)

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ゲームアプリの攻略動画が10億本を突破、「Kamcord」はゲーム開発者必須のマーケティングツール

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Y combinator出身のスタートアップでサンフランシスコを拠点とする「Kamcord」が、中国のTencentと、中国Googleの元トップであるKaifu LeeのInnovation Worksから100万ドルの資金調達に成功したことを発表した。また、ユーザによって録画されたゲームプレイの動画数は10億本を突破したという。 KamcordはiOS専用のSDKで、これを導入したiOSアプリ…

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Y combinator出身のスタートアップでサンフランシスコを拠点とする「Kamcord」が、中国のTencentと、中国Googleの元トップであるKaifu LeeのInnovation Worksから100万ドルの資金調達に成功したことを発表した。また、ユーザによって録画されたゲームプレイの動画数は10億本を突破したという。

KamcordはiOS専用のSDKで、これを導入したiOSアプリを使うユーザは、自身がゲームを遊ぶ様子をリアルタイムに動画で捉え、それをTwitterやFacebookといったSNSに共有することができる。PCゲームのゲームプレイ動画のビッグプレイヤーは、月間3,000万人のユニーク訪問者数を誇るTwitchだ。彼らは最近、XboxやSony PlayStationと提携し、コンソールからプレイ動画をライブ配信する取り組みを始めた。だが、Kamcordが狙うのはあくまでモバイルゲーム市場だ。これまでコンソールやPC向けが主流だったゲームの攻略録画を、モバイルアプリで実現する。

kamcord-watch-videos-within今年6月には、ゲームプレイの録画に音声を加えたり動画を編集できる機能もリリースしており、これまでに115以上のアプリがKamcordを導入している。ユーザが録画したゲームプレイの動画は、Kamcord上で共有され、さらにはユーザのFacebook、Twitter、Youtubeのアカウントなどにも投稿、Eメールで共有できる。これらの動画は、導入しているゲームアプリの中からも直接参照することが可能だ。

Kamcordは今後さまざまな機能のリリースを予定している。今週にはユーザのプロフィールページ、またウェブサイトには個別ゲームに専用ページが加わる。ゲームのユーザが録画したプレイ動画を視聴したり、新しいゲームを見つけることができるという。さらに、動画へのLikeやコメント機能、またトップゲーマーをフォローするようなソーシャルな機能も実装していく。本気のゲームプレイヤーが集まれば、そこはゲームアプリの開発者にとって格好のマーケティングツールになるだろう。

実際にKamcordを活用するのが、「Trial Xtreame 3」というマルチプレーヤー向けのバイクスタントゲームを開発するDeemedyaだ。今年7月の1ヶ月間だけで、122,000本の動画が共有されたという。これまでに作成されたプレイ動画数は300,000本以上。アプリ内のKamcordのページの訪問数は120万回で、アプリユーザの15%がアクセスしている。そのうち18%が動画を共有し、半数のユーザが自身のプレイ動画を再生している。また、Youtubeやその他のSNSなどで偶然見つけたKamcordの動画を観る度に、App StoreやGoogle Playでアプリをダウンロードするという導線が出来上がっている。Trial Xtreame 3は、米国の無料ゲームチャートで8位にランクインしている。(日本時間8月22日午前時点)

9人のメンバーから成るKamcordチームは、3人のMITコンピュータ・サイエンスの卒業生によって立ち上げられた。また、同社の共同ファウンダーであるAditya Rathnamは、Startup Datingでも過去に何度か取り上げているCoolirisの元メンバーでもある。Adityaは、Kamcordは何かと日本に縁があるスタートアップだと話す。2012年6月、Kamcordを初めて導入したゲームアプリは、日本人のゲーム開発者だった。また、日本人の開発者たちがドキュメンテーションの日本語化に協力し、それをもとに大手ゲームエンジンであるCocos2dカンファレンスでピッチするといった活動もしている。シードランドの資金調達では、日本のデジタルガレージやネットプライスからも出資を受けている。

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Adityaは、Kamcordを立ち上げた思いについて、こんな風に話してくれた。 

「僕たち自身が、熱烈なモバイルゲーマーだった。友達に、言葉を使って説明するだけじゃなく、実際にやっていることを見せたいと思った。Youtubeの数字を見ても、彼らのユニークな月間訪問者数は7億5000万。そのなかの実に2.5億人が、ビデオゲームの動画を観るためにYoutubeを訪問していた。いま、YoutubeのゲームコンテンツはほとんどがStarcraftやLeague of LegendsといったPCゲームだが、僕たちが目指すのはモバイルゲームのYoutubeだ。」

Kamcordのローンチは2012年10月、まだスタートから1年も満たないスタートアップだ。今後、さらにモバイルゲームが人気を帯び、ゲームがより複雑化するにつれてプレイ動画の需要も高まるだろう。同時に、同サービスはゲームアプリ開発者にとってかなり有効なマーケティングツールに成長していくことが予想される。興味のある開発者は、同社のウェブサイトでサインアップできる。

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写真集約アプリのCoolirisが中国のTencent(騰訊)とロシアのYandexと提携、EvernoteやTumblerとも連携開始

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スタートアップ系のアプリの中でも、Cooliris は SD Japan で過去に取り上げた回数が最多かもしれない。その理由はシンプルで、ほぼ数ヶ月おきに連携サービスを追加するからだ。スタートアップにとって、定期的なメディアへの露出を狙うなら、この戦略はかなり有効かもしれない。定期的に露出することで、消費者は継続的にいつも露出しているような錯覚に陥ってしまう。「365日いつでも新発売」している状態…

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スタートアップ系のアプリの中でも、Cooliris は SD Japan で過去に取り上げた回数が最多かもしれない。その理由はシンプルで、ほぼ数ヶ月おきに連携サービスを追加するからだ。スタートアップにとって、定期的なメディアへの露出を狙うなら、この戦略はかなり有効かもしれない。定期的に露出することで、消費者は継続的にいつも露出しているような錯覚に陥ってしまう。「365日いつでも新発売」している状態だ。

これまでの Cooliris 関連のニュースを振り返ってみよう。

cooliris_iosapp_screenshotそして、今回発表となったのは、中国の Tencent(騰訊) とロシアの Yandex(Яндекс)との提携、および、EvernoteTumbler との連携だ。Cooliris は、世界で最も多くのソーシャル・ネットワーク・サービス、写真共有サービス、ファイル共有サービスなどと連携を果たしたことになる。写真のAPI連携ができるということは写真に限らず、公開/非公開を含めて各サービスのインターフェースや技術仕様を把握しつくしていることになる。もはや Cooliris は、連携サービス各社に対して、知見をアドバイスできる立場にあるのかもしれない。

今回の提携を受けて、Tencent Weibo(騰訊微博)のユーザは、投稿した写真を Cooliris 上でシームレスに閲覧することができる。同様に Yandex のユーザは、Yandex.Images および Yandex.Disk に保存された写真を Cooliris のアプリ上で閲覧することが可能だ。このような努力が功を奏してか、世界75カ国の iTunes AppStore のライフスタイル部門で、Cooliris は iPad アプリ 1位の座を守り続けている。

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写真共有アプリのCoolirisが、日本人ユーザの要望に応えてDropBox連携に対応

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シリコンバレー発の写真共有アプリ Cooliris の動向については、CEO来日時にインタビューを試みるなど、SD Japan でも何度か取り上げている。昨年6月のNTTドコモからの資金調達を皮切りに、日本市場への本格的なエントリに向けて準備を着々と進めているようだ。 そんな中、昨日、Cooliris は新たなソフトウェア・アップデートを実施し、ファイル共有サービスの DropBox との連携にも…

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シリコンバレー発の写真共有アプリ Cooliris の動向については、CEO来日時にインタビューを試みるなど、SD Japan でも何度か取り上げている。昨年6月のNTTドコモからの資金調達を皮切りに、日本市場への本格的なエントリに向けて準備を着々と進めているようだ。

そんな中、昨日、Cooliris は新たなソフトウェア・アップデートを実施し、ファイル共有サービスの DropBox との連携にも対応した。さまざまな外部サービスと連携し、どのサービスに写真を保存していても、シームレスに一括して閲覧できることが Cooliris の最大の特徴だ。DropBox 以外にも、これまでに Facebook、Instagram、Flickr、Google+/Picasa、Twitter、SmugMug、Google Drive、Google Images、Yandex.Fotoki(ロシア)、人人(中国)と既に連携対応済みだ。

たまたま私は Startup Asia の関係でシンガポールに来ていて、当地をベースに Cooliris のアジア太平洋地域のPRを担当する Derek Tan に話を聞いたところ、DropBox との連携は、Cooliris の日本のユーザからの要望が一番多かった機能なのだそうだ。なにぶんにも、ウェブを開かなくてもファイルを投入できるなど、特にモバイル〜デスクトップ/ラップトップ間で必要な写真を転送するときに、DropBox は使い勝手がよい。筆者も記事用に使う写真はスマホなどからとりあえず DropBox に入れ、ラップトップで加工してから、Flickr や ウェブサイトにアップロードするようにしている。同じような使い方をしているユーザは、おそらく少なくないのだろう。必然的に DropBox には整理前の写真が溜まるので、Cooliris からも閲覧できると便利というのは理解しやすいコンセプトだ。

先日、SD Japan 英語版用に Cooliris CEO のインタビューを取ってくれた Rick とも話をして意見が一致したのだが、Cooliris は Sequoia Capital など蒼々たるVCから資金調達しつつも、今のところマネタイゼーション・モデルを持っていないので、基本的にはバーンレート枯渇前逃げ切り型のスタートアップで、早かれ遅かれ、利益親和性の高い大手モバイルキャリア等への売却を模索していると推測される。シリコンバレー発のスタートアップが、世界市場向けのアプリにもかかわらず、決して多数派ではない日本人ユーザの意見を取り込んで機能やUIを最適化するのには、そのような背景があるのかもしれない。

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シリコンバレー発の写真集約サービス「Cooliris」は、スマホのフォトアルバムを置き換えられるか?!

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英語版の記事はコチラ 飽和する写真アプリ市場で、世界75カ国でナンバーワンiPadアプリに輝き、iOSだけで300万ダウンロードを記録する「Cooliris」が提供するのはおしゃれなフィルターでもなく、写真を瞬間的に共有できる機能でもない。昨年7月にiPhoneとiPadアプリをリリースした彼らが目指すのは、スマホのフォトアルバムを置き換えることだ。3月中旬、シリコンバレーから来日していたCEOの…

英語版の記事はコチラ

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飽和する写真アプリ市場で、世界75カ国でナンバーワンiPadアプリに輝き、iOSだけで300万ダウンロードを記録する「Cooliris」が提供するのはおしゃれなフィルターでもなく、写真を瞬間的に共有できる機能でもない。昨年7月にiPhoneとiPadアプリをリリースした彼らが目指すのは、スマホのフォトアルバムを置き換えることだ。3月中旬、シリコンバレーから来日していたCEOのSoujanya Bhumkarを含むCoolirisのチームに話を聞くことができた。

Flickrなどの写真サービス、またFacebookやInstagram、さらにはどこにも共有されていないスマホのフォトアルバムの写真など、ありとあらゆる場所に散漫する写真を一箇所にまとめて、かっこいい3D Wallのインタフェースで閲覧できる。また、それらの写真でアルバムを作成して特定の人たちと共有することも可能だ。家族だけで子どもの写真を共有したり、趣味のクルマ好きの仲間とだけ楽しむアルバムをつくって盛り上がることができる。

Coolirisは、非ユーザに対して提供するユーザエクスペリエンスもよく考慮されている。アプリを持っていない相手に写真を共有すると、相手にはEメールが届けられる。Eメールに記載されたリンクを辿ると、スマホブラウザでも写真の閲覧やコメントなどのやり取りができる。特殊な技術を使うことで、ウェブでもリロードすることなくコメントや写真が更新されるため、アプリに劣らない体験が生まれる。一度体験してしまえば、その後のアプリへのダウンロードコンバージョンはきっと高いだろう。

Coolirisチームの物語は4年半以上前にさかのぼる。当時は、まだiOSやAndroidといったスマートフォンのエコシステムが存在せず、デスクトップが主流。最初のプロダクトはデスクトップ専用の写真アプリで、累計ダウンロード数は5000万件。ここで培ったノウハウを新たなデバイスに最適化してパワーアップしたのがiPadとiPhoneアプリだ。同アプリはユーザの多い国順に、米国、日本、中国、ロシア、韓国で人気だという。ユーザ登録ベースで見ると、最近は中国が日本を抜いているという。というのも、Coolirisは中国で1.6億人が使うと言われるSNS「Ren Ren」、またロシアでも現地のIT企業「Yandex」と組んでいるからだ。

今回の日本への来日の目的にも、日本における現地パートナー探しがあった。パートナーに求めることは?と聞いたところ、CEOのSoujanyaはこう答えてくれた。

「お互いにとってプラスに働くパートナーであるか。既存サービスとのシナジーや、また相手がメディアセントリックであるかも大事なポイントだ。あとは動きが早いかどうか。市場が動くスピードについていけるパートナーが望ましい。消費者は待ってくれない。」

この場合のメディアは、写真はもちろんのこと、今後対応が予定されている動画なども含まれる。Coolirisは現在無料だが、今後はフリーミアムモデルを導入する予定だ。ストレージ容量ではなく、追加機能などでアプリ内課金を行っていく。起業家に求められる素質は何より“パッション”だと言われるが、18人から成るインターナショナルなチームはまさにその塊のように感じた。今後も彼らの動向に注目していきたい。

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