写真集約アプリのCoolirisが日本語対応、LINEとの連携の可能性は…

SHARE:

※この記事は英語で書かれた記事を日本語訳したものです。英語版の記事はコチラから

Palo Alto を拠点とする Cooliris は、アジアでの写真共有サービスのプロモーションの一環で、東京には時々来訪している。ソーシャル・ネットワーク人人(Renren)との提携を初めとして、同社が中国での躍進を見せた今年3月、THE BRIDGE はインタビューをしている。中国や日本はもとより、それ以外のアジア諸国で同社がどのように前進しているか興味深い。

Cooliris の CEO Soujanya Bhumkar は、Cooliris が中国で、直近の四半期でダウンロード数30%の伸びを見せるなど堅調な成長を見せており、インストールベースでアメリカに次いで中国が2位になったと教えてくれた。同社は中国で、Sina Weibo(新浪微博)と接続するなど、重要なローカライゼーションを施してきた。ユーザは使いやすい Cooliris のインタフェースを使って Weibo に投稿された写真を閲覧でき、フォローしたりされたりしている人々以外にも、他のユーザの写真も探すことができる。Tencent Weibo(騰訊微博)Baidu Yun(百度雲)は Cooliris を、一年ほど前からサポートしている。

iPad_screenmocks4-japanese-280x210
日本語インタフェース

興味深いことに、スマートフォンの普及率が高まっていることにより、インドが急速な成長を見せており、インドは Cooliris にとってトップ10市場に入った。

日本は以前、Cooliris にとって2位にランクされる市場だったが、現在はトップ5に留まっている。しかし、Cooliris の最新のアップデートは、日本語化が追加されたことだ。ローカライズは大きなマーケティングの労力を必要としないが、少なくとも言えることは、日本ではローカライズによってアクセスが増やせる。次期バージョン以降でも、日本のユーザにさまざまなサービスを提供し続ける予定だ。

Cooliris が多くのソーシャルサービスと連携を図っていることを考えれば、日本で何か欠けているとすれば、それは LINE である。この点について、Cooliris のチームは多くを語ってくれなかったが、日本のユーザは Cooliris に LINE 連携を待ち望んでいるに違いない。LINE ユーザはぜひその日が来るのを祈ってもらい、今後のニュースに注目してほしい。[1]

Cooliris は最近、重要な変更をいくつか行った。CEO の Soujanya とバイスプレジデントの Sebastian Blum(上のビデオ参照)によれば、Cooliris のグループ機能が、ユーザ獲得と維持の一番のカギになっているという。グループ機能は2人以上から作成でき、プライベートに写真をシェアできる。結婚、余暇、あるいは、その種のイベントが始まる前から Cooliris 上で繰り広げられるディスカッションなど、アクティビティにあわせてグループを作成できる。

Soujanya とのインタビュー時、私がたまたま THE BRIDGE 内での情報共有に使っているツールの一つ Yammer を立ち上げたときのことだ。Soujanya は、Yammer のようなツールが企業向けには多くあるにもかかわらず、消費者向けにはほとんど選択肢が無いことを指摘した。人々の写真は、たいてい複数のサービスや友人に分散して保管されていることが多いが、Cooliris はそれらを一カ所に集約できる選択肢を提供する。

これまでに合計30億枚以上の写真が Cooliris に集約され、10億枚以上がエンゲージ(「いいね」に相当)されている。[2] 複数の異なるサービスで写真を共有している人にとって、Cooliris は役に立つサービスだ。写真好きの集まる日本で Cooliris が今後人気を得られるかどうかはともかく、今回のローカライゼーションは利用を促す一歩となるだろう。

iPad_screenmocks3-japanese-620x465

iPad_screenmocks2-japanese-620x465

iPad_screenmocks1-japanese-620x465


  1. 筆者は今年しばらく Cooliris を使っていたが、最近は使わなくなっている。私はモバイルで写真を撮るとき、家族写真のアプリ Noatabli しか使わないからだ。一眼レフで撮影した写真は Flickr に保存しており、その多くを公開していない。しかし Cooliris は、筆者よりもソーシャルメディアをうまく使いこなす人々に可能性を見出している。
  2. 写真が高精細に撮影でき、閲覧できてこそ、人々をエンゲージできるのだ。