Nanapi は、ユーザが自分の好きなライフハックをシェアできる、日本で人気のウェブサイトだ。同社は今日、KDDI の Open Innovation Fund [1]と Globis Capital Partners から2億7千万円(約270万ドル)を調達したと発表した。これは、Globis Capital Partners から3億3千万円を資金調達した以前のラウンドに続くものだ。
同社はリクルートの社員だった古川健介氏と楽天のエンジニアだった和田修一氏によって、2007年に設立された。彼ら2人と社員達は2009年にライフハック・シェアサイト「Nanapi」をローンチし、これまでに1,200万人のユーザを集めた。ユーザは野菜の切り方、トイレの清掃方法、洗濯機でネクタイを洗う方法など、実用的なハウツーや日常のティップスを交換している。日本の主導的なウェブポータルである Yahoo Japan と2012年に提携し、Nanapi の月間6,000万ページビュー中のうち10〜20%を Yahoo Japan からトラフィック誘導することに成功した。
昨年のStartup Asia Singaporeで行われたピッチコンペStartup Arenaで優勝したTeamieのユーザ数が、ピッチコンペ前のわずか2000人から先日50万人にまで増加した。 Teamieは、オンラインの小テストや成績表、コンテンツの共有などを提供するコラボレーション・プラットフォームを学校や企業に提供している。同サービスは今やアジア地域の10か国で利用されており、同地域全…
昨年のStartup Asia Singaporeで行われたピッチコンペStartup Arenaで優勝したTeamieのユーザ数が、ピッチコンペ前のわずか2000人から先日50万人にまで増加した。
サンフランシスコに本社を置く、デジタルマーケティング・コンサルタンシーの btrax は今週はじめパーティーを開催し、東京オフィスのローンチを祝った。実際には、オフィスは六本木ヒルズ森タワー37Fに存在するが、多くの人が入場する都合上、パーティーは別の場所で開催された。Telepathy One の井口尊仁氏などの有名起業家を含む150人以上が一堂に介し、同オフィスのオープニングを祝福した。
今回のローンチにあたり、Aki Tada 氏が日本オフィスのジェネラル・マネージャーに任命された。現地オペレーションによって、彼は既存の日本のクライアントによりよいサービスを提供し、日本のスタートアップがアメリカ市場へ、現在に増して進出できるように支援したいと考えている。
btrax は日系アメリカ人の Brandon Hill によって、2004年に設立された。サンフランシスコや東京のスタートアップ・コミュニティにとっては、同社は SF Japan Night のオーガナイザーとして知られている。SF Japan Night とは、サンフランシスコ・ベイエリアの起業家や投資家に、将来有望な日本のスタートアップを紹介する半年に一度のピッチイベントだ。同社はウェブ企業が外国市場へ参入するのを支援しており、顧客にはカルビー、Expedia、Trip Advisor、キッコーマン、DeNA などの著名企業が名を連ねる。
同社は最近、SF Japan Night の第6回について発表した。予選サテライトイベントは東京で10月5日に予定されており、最終戦は10月の下旬にサンフランシスコのコワーキング・スペース「Pivotal Labs」で開催される。現在、ピッチ登壇の申込はここから受け付けている。締切は8月15日だ。なお、このコンペティションについて、より多くのことを知りたければ、Hill 氏が明日開催される BizWeb イベントを訪問するので、そこで詳細を聞くことができるだろう。
左から:btrax の日本オフィスGM の Aki Tada氏と、CEO の Brandon Hill氏