昨年のStartup Asia Singaporeで行われたピッチコンペStartup Arenaで優勝したTeamieのユーザ数が、ピッチコンペ前のわずか2000人から先日50万人にまで増加した。
Teamieは、オンラインの小テストや成績表、コンテンツの共有などを提供するコラボレーション・プラットフォームを学校や企業に提供している。同サービスは今やアジア地域の10か国で利用されており、同地域全域にはTeamieを利用する法人顧客もいる。「当社のトップマーケットはシンガポールとマレーシアです」と共同設立者のShivanu Shukla氏は語る。
Teamieは教育業界のクライアント向けに構築されたサービスだが、企業クライアントも社内教育のために同サービスを利用している。Googleを利用するクライアントが増える中、Teamieは最近、顧客のニーズに応えるためにGoogle Appsとの統合を拡充した。
収益面の成長について尋ねると、Shukla氏は次のように述べた。
「2013年の収益は2012年の9倍に達して7桁台となりそうな勢いです。正確な数字は述べられませんが、2013年第1四半期だけで2012年の収益の50%を達成しました。」
今後のサービス成長に向け、同サービスは事業を地域的に拡大する予定だが、Shukla氏はより多くのブランドを引き寄せるためには同社にもっと強いブランディングが必要であることを認めている。
企業向けの新しいITスタートアップの大半と同じように、サービスを利用してもらおうと大手企業を説得するのは一般的に難しい。それにも関わらず、Teamieは、WWFやFrost and Sullivan、シンガポール国立大学など、いくつかの素晴らしいブランドにサービスを提供している。
「次の数か月のうちに素晴らしい提携を発表できると思います。それによって、当プラットフォームを通じた顧客への学習サービスの提供を促進することができるでしょう。」
とShukla氏が言うように、Teamieは同社の今後の成長にも自信があるようだ。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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