先日開催された「2013 Tencent Partner Conference(腾訊合作伙伴大会)」で、Tencent(腾訊)のMartin Lau(劉熾平)総裁はWeChat(微信)の海外ユーザ数が7000万人に達したことを発表した。
海外ユーザ5000万人の達成が発表されたのは、ついこの前の5月のことだ。同サービスのユーザ総アカウント数は2013年1月に3億を超えている。
さらに、Lau氏は先日、Tencentの既存オープンプラットフォームでWeChatをすべてのサードパーティデベロッパーに開放し、彼らの海外進出を支援するとも述べた。
現在新たに加わったのは主に東南アジアとラテンアメリカのユーザだ。WeChatはこれまでに、タイ、インド、インドネシア、フィリピン、シンガポール、メキシコなどに進出しており、アメリカにもオフィスを開設している。
このモバイル音声メッセージアプリは、2011年1月に中国本土でローンチされた。英語版は同年10月にリリースされ、2012年中頃にサービス名をWeChatに変えた。今では18か国語に対応し、200以上の国・地域を網羅している。
WeChatは中国で急成長しているモバイルインターネットサービスの1つであるだけでなく、中国国外への市場進出にも成功している数少ない中国発のインターネットサービスの1つでもある。
WeChatチームは今、主要なアップデートとなるバージョン5.0に取り組んでおり、このアップデートはモバイルコマースとユーザインタフェースに大きな変革をもたらすと言われている。WeChatの幹部Zhengming氏は、この新しいバージョンには決済サポートが導入されることを認めている。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
BRIDGE Members
BRIDGEでは会員制度の「Members」を運営しています。登録いただくと会員限定の記事が毎月3本まで読めるほか、Discordの招待リンクをお送りしています。登録は無料で、有料会員の方は会員限定記事が全て読めるようになります(初回登録時1週間無料)。- 会員限定記事・毎月3本
- コミュニティDiscord招待