Windows Phoneアプリ「Baidu Maps(百度地図)」が素晴らしい機能を備えて登場

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【翻訳 by Conyac】 【原文】

MicrosoftのWindows Phone(WP)モバイルOSは、中国また世界でも決して好調とはいえないように思う。それにも関わらず、今年3月に中国で正式にローンチしてからの短期間に、多くの中国ウェブ会社がWPのアプリをだしている。これらの中で最新のものが、中国最大手のサーチエンジンBaidu(NASDAQ:BIDU)のWP用のBaidu Mapsだ。ベータ版のみではあるのだが。

モバイル向け地図アプリは、iOSあるいはAndroidとのインターフェースを使っておらず、Windows Phoneにうまくローカライズされているようだ。加えて、エリアの一部あるいは全都市の地図をダウンロードしてオフラインで見ることができるという素晴らしい機能を備えている。Baidu Maps for Windows Phoneにはさらに、Google Placesと同様、グルメ、エンターテイメントや交通機関といった様々なカテゴリにおける地元情報についての独自のリストが含まれている。

最近の報告によると、世界全体のWindows Phone総ユーザ数の中で中国は14%を占めるという。これはアメリカに次いで第2位の数字だ。主要なウェブ関連企業がこの市場を重要視するのに十分な数だといえる。だが、多くの中国のスタートアップはまだ様子見の状態で、まずはiOS、Androidに集中しているようだ。

Baidu Mapsは、中国で3番目に人気のモバイル向け地図表示サービスだ。Local Autonavi (NASDAQ:AMAP)がGoogle Mapsをほんの少しリードしてにいる。Baiduは最近、自動車中心にサービスを提供する地元ライバルAutonaviとの競争に勝つため、運転手向けのボイスナビゲーション機能を持つ無料Androidアプリをリリースした。だが、その機能はこの新しいベータ版Windows Phoneアプリには備えられていない。

Baidu Maps for WPはまだマーケットプレイスに出ていないため、拡張子xapのファイルはこのクラウドストレージサイトを通じて共有されている。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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