ヒットした写真アプリCamera360のメーカーが、その画像編集技術を駆使して更に高度なウェブアプリを開発した。52Photoと呼ばれるフォトショップ風ウェブアプリで、ユーザは写真をアップロード、調整、またエフェクトをかけることができる。デスクトップとラップトップ向けにデザインされた52Photoは、フラッシュベースのウェブアプリで、Lomo(写真上)あるいはMagic SkinといったCamera360でお馴染みのファンキーなフィルターを使うことができる 。その他の自社アプリは世界的に成功しているにも関わらず、この新しい試みは今のところ中国語のみで利用可能となっている。
Pixlrのような他のオンライン画像エディタと同じく、52Photoはクロッピング(写真下)のようなシンプルなタスクにも使える。52Photoの体験はソーシャル・シェアリング指向で、加工した画像をSina Weibo、Renren、またはTencentの2つのサービスの計4つに共有できる。すべてのモバイルアプリでも可能になれば、この分野の人気アプリPhotoShop Expressに対抗する挑戦者として歓迎されることだろう。まだモバイルでは利用できないが、同社のPhoto360のAndroid版アプリがもうすぐ公開される予定だ。
中国の成都に本拠を置き、Camera360、Movie360、そして今回紹介した52PhotoをつくるスタートアップはPinguoだ。同社は今年初めに約1000万米ドルを資金調達した。そして、コアとなるiOSおよびAndroid向けの3つのモバイルアプリの総ユーザ数は4,000万人を超える。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
Members
BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。無料で登録する