ワイン産業に長いこと従事してきたKevin Boyer氏とPhilip James氏が、「Miracle Machine」と呼ばれるデバイスを開発した。このデバイスは小さな袋に入る程度の原料、葡萄の濃縮液、酵母と水を入れることで、2日間ほどでワインが出来上がるという。
発酵プロセスを加速させる技術を用いることで、質に大きな影響を与えることなくワインの製造プロセスの速度を上げる。電子センサー、変換器、ヒーターとポンプを用いることで、ワインが早く成熟するのに最適な環境を作り上げる。
このデバイスはスマートフォンアプリとも接続できる。アプリ上で6種類の中から味を選ぶことができ、選んだ味によって必要な素材の量を指示してくれる。また、このアプリは発酵のプロセスをトラックし、準備ができたときに教えてくれる。
「Miracle Machine」は今のところ499米ドルを価格に設定している。今後、クラウドファンディングサイトKickstarterにプロジェクトを掲載し、資金を集める予定だ。
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