キーホルダーにつけて持ち運べ、スマートフォンを充電することができるGOkeyがindigogoに登場し、人気を集めている。
一見、キーリングに取り付けて鍵と一緒に持ち運べる形状、サイズが特長的なGOKeyだが、驚くべきはこのサイズにも関わらず多機能な点だ。
これ一つで、充電用のバッテリー、充電・データ転送ケーブル、USBメモリの役目を果たし、さらには連携したスマートフォンからGOkeyが部屋のどこにあるか検索することもできるという。
緊急用のバッテリー
GOkeyは、それ自身がスマートフォンのバッテリーとして機能する。
バッテリーの容量は約400mAhと大きくはないが、スマートフォンのバッテリーが切れたときの緊急用として1~2時間程度、もたせることができる。
また、GOkeyを三回振ると、自身の残りの電池容量をLEDの色(緑→オレンジ→赤)で示してくれる。
充電・データ転送ケーブル
GOkeyをUSBポートに挿した状態でスマートフォンを接続すると、まず接続したスマートフォンを充電する。スマートフォンのバッテリーがフル充電された後、GOkeyの内蔵バッテリーが充電される。
PCのUSBポートに挿した場合は、充電だけでなくPCとスマートフォンのデータの同期をとることもできる。
USBメモリ
GOkeyをPCのUSBポートにさすと、画面に小さなアイコンが表示され、通常のUSBメモリのように動画、画像、音楽などの各種データを保存することができる。
8GB、16GB、32GBの3タイプの容量が用意される予定。
また、128bitの暗号化に対応したパスワードをかけてセキュリティを高めることができる。
位置検索機能
Bluetoothで接続したスマートフォンのアプリから、GOkeyの位置を検索することができる。
GOkeyから発せられる信号の強さがアプリ上に表示されるので、信号が強い場所を見つけることでGOkeyが部屋のだいたいどこにあるかわかる。さらに、アプリのボタンを押すと、GOkeyから音が鳴り、発見することができるという仕組みだ。
また、その逆にGOkeyのボタンを押すとスマートフォンから音が鳴るので、GOkeyからスマートフォンを探すこともできる。いずれも、半径最大100フィートの範囲を検索することができる。
indigogoで行っているキャンペーンでは、目標額の4万ドルを突破、すでに30万ドル以上を集める人気となっている。
販売予定価格は、59ドル(8GB)、69ドル(16GB)、79ドル(32GB)で、出資者は20ドル以上の早期割引で購入可能、2015年の1月からの発送が予定されている。
製品のカラーはブラック、ホワイトの二種類、ケーブルの種類はLightningケーブル(iPhone5以降)とmicroUSBの二種類の組み合わせから選べる。
プロジェクトのページに具体的なサイズは公表されていないが、写真を見る限り、通常の鍵よりふたまわり大きい程度のようだ。
ちょっと大きめのキーホルダーが一つふえるだけ、というような感覚でこれだけの機能が利用できるなら、普段から鍵束を持ち歩いている人はぜひ手に入れておきたいアイテムとなりそうだ。
GOkey Indiegogo Campaign Video from Go Devices, Inc. on Vimeo.
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