
ヘッドを交換することで様々な種類の押出機が利用可能になるモジュール式3Dプリンター「MM1」がクラウドファンディングサービスKickstarterで支援を募集中だ。目標額は50,000ドルで、既に達成している。
「MM1」にはシングル押出機、デュアル押出機、ペースト押出機と高温押出機が用意されており、ヘッド部分を交換することでそれぞれ利用が可能となるモジュールシステムが採用されている。
高温押出機ではナイロン、ポリカーボネートなどの素材を、 ペースト押出機ではチョコレートや、セラミック、Play-Doh, といったペースト状の素材を利用することが出来る。初心者や子供のためにオートレベリングベッドが採用されており、ヒートベッドのアタッチメントも 利用可能となっている。
これにより、3Dプリンター本体を買い替える必要なく、3Dプリンターの進歩とともに新たな機能を利用できるとしている。ユーザと一緒に成長する3Dプリンターと言えよう。
本体サイズ490 x 375 x 490 mm、ビルドエリア200 x 200 x 200 mm、重さ11kg。最小積送ピッチ0.02mm、プリントスピード 300mm/sとなっている。
早期支援者向けの999ドルの枠、 1149ドルの枠は売り切れとなっている。現在は1199ドル以上から入手可能(ワールドワイドへの送料は別途必要)。小売価格は1499ドルとなる見込み。支援者向けの発送は2015年5月が予定されている。
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