Xiaomi(小米)は世界で3番目のスマートフォンベンダー、IDC調べ(最新情報:4位に後退)

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10月10日 @1100情報のアップデート:Xiaomi(小米)のその地位はわずか8時間しか続かなかった。昨夜、Lenovo(連想)がMotorolaの買収完了を発表したことでLenovoが世界で3番目のスマートフォンメーカーとなった。(このニュースを伝えてくれたBloombergに感謝。)この買収前、3番手をめぐる争いはIDCによると、グローバルな市場シェアで僅差となっていた。これによりXiaomiは第4位、LGが第5位となる。

中国のスマートフォンメーカーであるXiaomi(小米)は社名に「小」という漢字が入っているが、同社の規模は決して小さなものではない。IDCによると、同社は2014年10月までの3カ月間で1730万台、前年同期比211%増の端末を出荷した。端末の出荷数で見ると、同社はAppleとSamsungに継ぐ3番手のスマートフォンベンダーである。

IDCは、Xiaomiが力強い四半期実績を達成できたのは、8月に販売された最新目玉端末Mi4のリリースのおかげであるとしている。この端末が中国本土でのみでしか利用できないことを考えると、同社の急成長は、中国消費者の購買力が同社の最終利益にいかに影響を与えているかを強く示している。

Xiaomiが成功しても、おそらくAppleの販売には影響を与えないだろう。しかしあらゆる証拠は、韓国の人気者を締め出していることを示している。IDCの発表によると、絶対数で見たSamsungの世界における出荷数はXiaomiより力強い実績を残した(第3四半期に7800万台、Xiaomiは1700万台)ものの、前年同期比では8%の減少であった。その要因は、中国とインドから手頃な価格で同様の製品を売るブランドが増えたためであろう。その点でXiaomiは、良かれ悪しかれ、今や世界のシンボル的存在だ。

【原文】

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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