Xiaomi(小米)は、スマートフォンが中国人の間に浸透しHTC、SamsungやAppleに代わる廉価版が求められ始めたちょうど良いタイミングで中国に誕生した。同社の電話の販売台数が中国で年に数千万台にも達する理由の一つがそこにある。現在Xiaomiは、フィーチャーフォンがいよいよ終焉を迎え安いスマートフォン需要のある幾つかの新興マーケットで、同じ偉業を成し遂げようとしている。
Xiaomiは8月にインドネシアでローンチした。全てのラインナップを販売するより、XiaomiはRedmi(紅米)1S(写真下)を120米ドル相当で販売し、インドネシア市場の低価格スマホ市場を狙っている。
Xiaomiのインドネシアおよび東南アジアにおける次の戦略は何だろうか?Xiaomiの国際部門バイスプレジデントであるHugo Barra氏は、Tech in Asia主催のイベントStartup Asia Jakarta 2014の2日目にステージに立ち、Xiaomiがインドネシアにおいてどんな取り組みを行っていくかについて語ってくれる予定だ。
どちらかというとインド(ここも数ヶ月前にXiaomiがローンチした)のように、インドネシアは大型市場で多くの若年人口を持つがスマートフォン普及率は比較的低くとどまっている。したがって端末ブランドにとって今こそがこれらの新しいスマートフォンへの乗換え組みを獲得し、場合によっては一生囲い込むチャンスなのである。この市場を追いかけている中国ブランドはXiaomiだけではなく、Smartfrenといった地元インドネシアのチャレンジャーたちもこのチャンスを狙っている。
Barra氏に、インドネシアでの取り組みに関して尋ねるだけでなく、どのような運営でXiaomiが急成長したのか、私たちはその実態を掘り下げ調査する予定だ。5月にシンガポールで開催されたTech in AsiaのイベントステージでBarra氏は、「Androidプラットフォームの開発に匹敵するほどの様々な変化を、Xiaomiは世界にもたらすはずです」と説明した。
11月26日、27日に開催されるStartup Asia Jakartaに参加希望の方は、登録の際30%割引が適用されるディスカウンドコード「FRIENDS」を利用してほしい。
【via Tech in Asia】 @TechinAsia
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