「Make School」(旧 MakeGameWithUs)は、iOSアプリ開発者を養成するためのプログラム。2ヶ月半にわたるプログラムの参加費は6,000ドルと決して安くないものの、参加希望者は世界中から集まり、その倍率は10人に1人の難関です。そんなMake School 2014に日本から唯一参加した日本人が、高橋麻衣さんです。 彼女が、HTMLやCSS、JavaScriptの修得に本格的…
日本から唯一「Make School」に参加した高橋麻衣さん
「Make School」(旧 MakeGameWithUs)は、iOSアプリ開発者を養成するためのプログラム。2ヶ月半にわたるプログラムの参加費は6,000ドルと決して安くないものの、参加希望者は世界中から集まり、その倍率は10人に1人の難関です。そんなMake School 2014に日本から唯一参加した日本人が、高橋麻衣さんです。
Make Schoolに参加する前は、卒業したらiOSのエンジニアとして仕事するのかなと漠然と思っていました。でも、キャンプ中にデザインをほめてもらうことが多かったんです。プログラムの卒業後に、500 Startupsに参加するからロゴを作ってほしいとキャンプメイトに頼まれたり。他にも、その時に知り合った方にデザインの仕事を発注してもらうことが重なって、だんだんにUIデザインの仕事をしたいと思うようになりました。
当時、自分の家庭環境の変化が重なって、自分の将来について色々考えていました。今考えてみてもかなり思い切った決断だったなと思いますが、最終的に会社を辞めて、腹を据えて作り手を目指すことを決めました。その後、2014年1月頃に、「Photo Hack Day Japan」というハッカソンがあって、エンジニアの友人と参加してみたところ、スポンサー賞をいただけて。まだ先のことが何も決まっていない状態でしたけど、進んでいる方向が間違っていないと実感する機会になりました。
Make Schoolのブートキャンプで借りていたオフィススペースに入っている「Apportable」という会社の人が、私がDribbbleに上げている作品を見てくれて、今、Twitterのタイムラインを音声で読み上げるアプリのUIデザインをやっています。また、日本では、レアジョブが出している「Chatty」という英会話修得のためのチャットアプリがあって、そのUIデザインもやっています。次にアップデートしてリリースされるバージョンは私がデザインしたものになっているはずです。
海外のクライアントには、“What do you think?”とよく聞かれます。自分の意見をきちんと伝えられるように、何となくデザインするのではなくて、常になぜ?を自問自答しながらデザインする癖がつきました。そう聞かれた時に、ちゃんと相手が納得する形で伝えられる必要があるので。年齢がひと回り、ふた周り一回り、上に方でも聞いてくれます。また、短いミーティングの中で色んなことが決められて進んで行くので、その場で言えなかったことは一生言えないくらいの気持ちでやっています。
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