動画制作に特化したクラウドソーシングを提供するスタートアップ「Viibar(ビーバー)」は今日、フランス系乳製品製造大手のダノンジャパンと共同で、ヨーグルト製品「ダノンビオ」のテレビCM を制作したと発表した。本日から全国のテレビ局で放映が開始された。
ダノンジャパンではこれまで、Viibar を利用してウェブ用プロモーション動画や社内動画を作成してきたが、クラウドソーシングを利用したテレビCMの制作は今回が初めて。もともとウェブ用に進めていた企画を、テレビCM用にリメイクした。
Viibar では、テレビCMがウェブ上での流用されるケースはこれまでにもあったが、ウェブ上で検証された動画がテレビCMに活用されるという、新しい動画活用の潮流が作れたのではないかとコメントしている。
Viibar は Open Network Lab のアクセラレータ・プログラム第7期から輩出されたスタートアップで、昨年2月にはグロービス・キャピタル・パートナーズとグリーベンチャーズから3億円を資金調達している。
日本でのクラウドソーシングによるテレビCMの制作事例としては、動画制作クラウドソーシング・プラットフォーム Crevo が Hulu の CMを制作したケースがよく知られている。
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