プログラミング教育を軸にした通信制高校「コードアカデミー高等学校」の入学式が開催、生徒数は昨年の倍に

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4月は入社式や入学式など数多くの人が新たなことに一歩を踏み出す時期。先週末、長野県上田市でもある学校の入学式が開かれていた。

その学校は「コードアカデミー高等学校」。2013年11月、キャスタリアと学校法人信学会の協力によって生まれた、プログラミング教育を軸にした通信制高校だ。

コードアカデミー高等学校の新入生たち
コードアカデミー高等学校の新入生たち

コードアカデミー高等学校の入学式にはPepperくんも登場。新入生たちにメッセージを投げかけていた。コードアカデミーは今年で2年目。1年目の生徒数は10人だったのに対し、2年目は20人に増えたという。生徒は上田市のみならず、長野県全体から集まっているという。

通信制の学校であるため、生徒同士が顔を合わせることは稀だ。だが、Google+でコミュニティが用意されており、生徒同士のコミュニティは形成されているとキャスタリア取締役の松村太郎氏は語る。

松村氏「生徒の学習ペースやスタート時点のスキルはバラバラなので、プログラマの技術情報共有サービス「Qiita(キータ)」で教えあう生徒がでてきたりしています。メンターとしてプログラミングを教えている人がそれにコメントしたりすることもあります」

セットアップを行う新入生たち
セットアップを行う新入生たち

松村氏から話を伺っていて興味深かったのは、コードアカデミー高等学校の生徒の中に、東京でインターンをしている生徒も2人ほどいるということだ。1人の生徒は、週4日は東京で仕事をし、夜間の時間を使ってコードアカデミーで勉強をしているという。

プログラミングの技術を学びながら、それを活かした仕事をする。自分たちが高校生のときからは考えられなかったような過ごし方も生まれている。彼らが卒業を向かえるタイミングでどのような道に進もうと考えるのか、今から気になって仕方がない。

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