画像識別アプリのCamfindにソーシャル機能 — 非言語化されるコミュニケーション

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4月15日、画像識別アプリのCamFindに新たにソーシャル機能が追加されました。

CamFindは2013年にロサンゼルスで創業されたスタートアップ。コンセプトは「スマホ撮影で実世界のあらゆる物をググる」というもの。2014年6月までに130万点もの画像を認識しており、リリースして半年程度で100万ダウンロードに達しています。

アプリを開くと撮影画面が表示され、まずは身の回りをスマホで撮影するような導線になっています。撮影後に10秒程度経つと、それがどういうものかを自動で識別してくれて、関連画像や、web検索の結果等、紐付かれるあらゆる情報を提供してくれるという優れものです。

今回のアップデートで、これまで自分の撮影した履歴や、お気に入りを見るというオプションしかありませんでしたが、他人の写真の閲覧はもちろん、いいね!を付けることも可能になりました。加えて、ライブストリームページを開くことによって、世界中でリアルタイムに投稿されている写真を楽しむことができます。

ちなみに公開されているデックによると、ターゲットユーザはモバイルで写真撮影をするであろう約48億人。2017年度におけるターゲット市場は、128.8億ドルに達するモバイル検索広告市場の内、CamFindのようなデジタル検索を通じて広告される約65.4億ドルとのことです。

非言語コミュニケーションというトレンド

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Image from Facebook Developers

数多くの画像コンテンツが集まったからこそソーシャルという次のステップに踏み込めたCamFind。

これからは本格的に広告でマネタイズするという戦略にシフトしたとも言えるでしょう。それと同時に、このアップデートは、自動認識された画像を通じて双方向コミュニケーションを可能にしたということも意味しています。

このようなビジュアル・非言語を通じたコミュニケーションが大きな流れを作っています。

最も身近な例を言えば5.6億ユーザーを誇るLINEのスタンプが挙げられるでしょう。画像で言えば3億ユーザーを超えて話題になったInstagram、動画で言えば数千万ユーザーを有するVineです。

各コミュニケーションアプリのユーザー数の多さからも、ビジュアルコミュニケーションが確実に欠かせない要素になっているのは明らかでしょう。

またこのコミュニケーションの盛り上がりは3月25、26日に渡って開催されたF8からも見受けられました。

Facebook CEOのMark Zuckerberg氏が示したコンテンツ遷移のビジョンによれば、「これまではテキストと写真であったが、これからは動画、そして将来的にはバーチャルリアリティーの時代がやって来る」とのこと。

SNSの巨頭がよりビジュアルコンテンツ寄りに戦略を打ち出してきたことにより、業界全体、そして多くのスタートアップがそれに続くでしょう。

このような昨今の流れを基に考えると、CamFindがただ単にソーシャル機能を追加したというだけでなく、それが業界全体のトレンドに沿った戦略の一環として行われたものと私は考えています。

Via THE NEXT WEB

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