![Image Credit: Apple](https://i0.wp.com/thebridge.jp/wp/wp-content/uploads/2015/04/Apple-Watch-3.png?resize=640%2C347&ssl=1)
本日はApple Watchの発売日ではないが、すでに3,000以上のApple Watch向けアプリがアプリストアで入手できる(編集部注:原文掲載4月24日)。アプリの大半は一般ユーザ向けだが、企業向けアプリの開発者も増え続けており、様々なアプリを開発している。
以下は私たちが見た中で最も期待できる企業向けアプリだ。
注:以前の総まとめで既に特集しているため、ヘルスケア企業向けのアプリはここで対象外としている。
Good Technology
企業向けのモバイル端末管理ツールを扱っているGood Technologyが、本日Apple Watch向けアプリを発表した。該当のアプリは同社のGood Work collaboration suiteから派生したものであり、ユーザーは電子メールやカレンダーからの通知を受け取ることができ、どの情報を画面上に表示させるかも選択できる。例えば、アプリ上には電子メールの送信者と件名だけを表示させる、といった具合だ。
Microsoft
火曜日、MicrosoftはOneNote、PowerPointおよびOneDriveのiOSアプリをApple Watchに対応させるよう、アップデートしたと発表した。最後の2つのアプリに関してはまだ微調整が必要なので触れないでおくが、OneNoteに関しては上手く設計されており、腕時計の位置で使うのにむしろいい。既にMicrosoft Officeを使っている会社員にとって、OneNoteアプリは、口述筆記で新規ノートを作成するのに最適だ。また、手首にあるOneNoteアプリを使って、ノートや他のOneNoteのコンテンツに素早くアクセスできる。
Trello
Trelloには、「コラボレーションとプランニングに関する使いやすさは保障する」というコアなファンの支持層がある。Apple Watchのアプリでは、以下のことができる。
・カードを速やかに追加
・通知の閲覧とコメントの返信
・カードの閲覧と締切日などの基本情報の編集
・締切日の近いカードや最近開いたカードの閲覧
・項目のチェック/アンチェック
Slack
チームコミュニケーションアプリであるSlackの価値は今や28億米ドルで、今週初めにはApple Watch用アプリを発表した。このアプリでできることは以下の通りだ。
・ダイレクトメッセージを素早く簡単に作成・受信・返信
・未読メンションを把握し、ダイレクトメッセージを介して返信
・ハンドオフ機能をサポート(ウォッチ上で誰かとDMにいる場合、素早く自分の電話を開いて、同じ会話をすることができる)
・チームを切り替える
・自分のチームの何人がオンラインか確認
MicroStrategy Usher
近距離無線通信(NFC)チップを用いたデバイスで、職場での認証を実現する事例を私たちは目にしてきた。Apple WatchにはNFCチップがあるが、これは固定化されている。しかしMicroStrategyは、NFCチップを使うことなくWatchを職場での認証用に使用する方法を考案した。
UsherはApple Watchを安全性の高いデジタル鍵に変えてしまうことができ、これを身につけている人は企業のシステムへのログイン、デバイスの開錠、個人IDの有効化をしたり、ちょっとした動作やタップで物理的な通行ができるようになる。AppleがNFCチップを開発者に解放してくれた後、Usherのような認証アプリがたくさん出てくるだろう。
【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】
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