韓国サムスンが語る「スタートアップが成功のための秘策」

Image Credit: Samsung
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Samsungは月曜日に、自社の企業としての成長は、アメリカだけでなく世界中のスタートアップおよびスタートアップエコシステムとの「深い関係を築く」ことにかかっていると述べた(編集部注:原文掲載9月22日)。

おそらくハイエンドスマホ市場で、AppleのiPhoneとしのぎを削り大成功を収めている製品であるGalaxyスマートフォンのメーカーとしてもっとも知られている韓国のテクノロジー大手Samsungは、スタートアップは同社のイノベーションにおける「隠し味」だと述べた。

「未来はハードウェアとソフトウェアの慎重な一体化にかかっています。つまり、スタートアップです」 とSamsungのGlobal Innovation Center (GIC)のEVP、David Eun氏はブログの投稿記事で述べている。

Samsungは今月上旬にベルリンで新しいSmartThings HubをベルリンのIFAで発表したばかりだが、彼らが言うにはこのハブのオープンエコシステムがインターネットオブシングス(IoT)市場へ推し進めるという。これは昨年8月にSmartThingsを推定2億米ドルで買収した成果でもある。

全体的に言って、SamsungはIoTが同社にとって次の大きな牽引車であると断言している。(SamsungがここIFAで発表した詳細についてはこちらから。)

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さらに広く見れば、それが「ソフトウェアやサービスでの存在感を進化させ、競争力のある消費者経験を築き続けるためであり、(私たちは)シリコンバレー、ニューヨーク、そして世界各国でスタートアップエコシステムとの深い関係を築いていきます」 とSamsungは述べた。

「(私たちは)これらの関係を4つの手段を通して築いています。投資、パートナーシップ、買収そしてサンフランシスコやニューヨークシティにおけるアクセラレータプログラムです。どの段階であれスタートアップと連携することにより、GICはさまざまなやり方で起業家たちと関わりを持ち、投資だけで提供できる以上に多くの機会を提供しています」 と付け加えた。

Samsungの明らかなスタートアップへの執着について耳にするのはこれが初めてではないが(他の方々がそのトピックについて深く突っ込んで調べている)、スタートアップのエコシステムとファウンダーにとって自分たちのやっていることを同社が引き続き評価してくれるということを改めて気づかされるのは嬉しいものだ。

先週、Samsungは、本国の韓国におけるスタートアップに一層手厚い支援をする努力にさらに力を入れる姿勢を示した。

The Korea Timesによると、起業家たちを支援し(かなり大まかに聞こえるが)、ファウンダーが海外市場へと拡大する手助けをし、また地域経済に対し相乗効果を生み出すことによってこれを行いますと、同社は述べている。

「私たちは、[Center for Creative Economy & Innovation]が設立されたときに、私たちが目指したベンチャービジネスエコシステムの促進において成果を見てきました」 と、先週のイベントでSamsungの社長Lee Sang-hoon氏はTimes誌に述べたと伝えられた。「私たちは、創造経済が地域経済を活性化させるよう支援プログラムを強化します。」

テグにあるSamsungの新しいセンターは、韓国の未来創造科学部との共同で作られた。

同時に、同社ベンチャー投資社長、Lee Seon-jong氏は、Samsungは「新商品のコンセプトを考案する作業と事業所からスタートし、投資の拡大へとつながっていくスタートアップの環境を築く支援を提供し続けます」 とイベントで述べた。

テクノロジーの未来への展望を共有するために、そしてまだ実現していないコンセプトを紹介するために、同社は先週ソウルにD’light体験ストアーを再開した

それは来年発表されると噂されているSamsungの折りたたみ式スマートフォン「Project Valley」に関する新しいリーク情報が出てきたのとだいたい同時期だった。

いずれにせよ、Samsungがただの追随者ではなく本物のイノベーターになりたければ、同社が手に入れられるスタートアップからのあらゆる助けが必要となるだろう。

そして、それを認めることも大事だ。

【via VentureBeat】 @VentureBeat
【原文】