決済サービス「Stripe」が新たに1.5億ドルを調達、評価額は92億ドルに

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今年10月、約1年間のβ運用を経て日本市場で正式にローンチした決済スタートアップ「Stripe」。Stripeのソフトウェアを使うことで、開発者はアプリやWebサイトでクレジットカード決済を含むデジタル決済を迅速に受け入れられる。

そんなStripeが、新たに1.5億ドルを資金調達したことを発表した。これで同社の評価額は92億ドルになった。ベンチャーキャピタルからの累計調達額は、4億ドルに。今回のラウンドには、既存投資家であるGeneral Catalystに加えて、Alphabetのレイトステージ投資部門、Capital G(旧 Google Capital)などが参加した。

今回の調達のニュースを受けて、比較対象に出されるのが時価総額44億ドルの上場企業、Squareだろう。両社ともカード決済から手数料を徴収することでマネタイズしている。大きな違いは、Squareが主に実店舗でそれを行うのに対して、Stripeはオンラインだということ。

現状はまだSquareの取り扱い高のほうが大きいものの、今回の調達に詳しい情報源によると、StripeがSquareに追いつくのも時間の問題ではないかという。

via. Re/code

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