Googleの検索部門元ヘッドがUberのマップ部門に移籍、自動走行車向けの地図開発強化へ

SHARE:
Photo credit: Uber app via Flickr by freestocks.org

<ピックアップ>Google’s former head of search joins Uber to lead its maps division

The Vergeの伝えるところによると、Googleの元エンジニアで検索エンジンのランキングアルゴリズムの開発に大きく貢献したAmit Singhal氏が、シニアバイスプレジデントとしてUberに移籍するという。

Uberに移籍後は、同社のマップ・マーケットプレイス部署を率い、Uberが取り組んでいる自動走行車のエンジニア部門の強化を目指すという。

昨年8月、Uberは5億ドルを投じて自社独自の道路地図を作る計画があることが報道された。Uberが強化をしている自動走行車の事業を進めるにあたっては、スマートな地図情報は必須だ。今回のSinghai氏の移籍以前からもGoogleのエンジニアや経営陣を引き抜き、優秀な人材獲得に奔走してきた。

関連記事:Uberが5億ドルを道路地図プロジェクトに投じる計画、地図事業を強化したい理由とは?

Singhai氏は、個人ブログ上で以下のようにコメントしている。

何百万人もの乗客をリアルタイムでつなぎ、同時に運転者に対して最適なルートをつくることはとても困難です。リアルタイムで渋滞情報を予測したり、複数の乗客をまとめたり、すべての人に対して経済的にも魅力あるシステムをつくることもまた大変です。私の30年のキャリアで最も挑戦しがいのあるコンピュータサイエンスの課題の一つに立ち向かっているのです。

via. The Verge

Members

BRIDGEの会員制度「Members」に登録いただくと無料で会員限定の記事が毎月10本までお読みいただけます。また、有料の「Members Plus」の方は記事が全て読めるほか、BRIDGE HOT 100などのコンテンツや会員限定のオンラインイベントにご参加いただけます。
無料で登録する