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タグ LeEco/LeTV(楽視)

中国のテック新興大手LeEco(楽視)、120億人民元(約2,000億円)の負債を抱え上場廃止の可能性

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中国のビデオストリーミング企業 LeTV(楽視)は、主要株主である Jia Yueting(賈躍亭)氏が電気自動車の製造という夢を追う中、多額の負債のため中国の上場企業リストから消える可能性がある。 火曜日に北京で開かれた2019年最初の株主総会で、LeTV の取締役会総務担当 Bai Bing(白冰)氏は、もし2018年の財政監査結果が純資産で赤字ということになれば、同社は上場企業リストへの記載…

LeEco(楽視)創業者の Jia Yueting(賈躍亭)氏

中国のビデオストリーミング企業 LeTV(楽視)は、主要株主である Jia Yueting(賈躍亭)氏が電気自動車の製造という夢を追う中、多額の負債のため中国の上場企業リストから消える可能性がある。

火曜日に北京で開かれた2019年最初の株主総会で、LeTV の取締役会総務担当 Bai Bing(白冰)氏は、もし2018年の財政監査結果が純資産で赤字ということになれば、同社は上場企業リストへの記載を停止されるリスクがあると、警鐘を鳴らした。

深圳に上場している同社は、2018年に総額120億人民元(約2,000億円)の負債(無監査)を報告し、そのうち34億人民元の負債が同社のサプライヤーに対してのものだ。8日にリリースされた文書によると、同社はまた、「もし2019年の年間報告書が規制上の要求を満たさなければ」1年後に上場企業リストから消えることを余儀なくされるだろうと警告した。

私たちは、支配株主(Jia Yueting 氏)や彼の関係者たちと払い戻し案について交渉しています。

中国メディアは Bai 氏の発言を引用した。Bai 氏は、LeTV は「決してあきらめず」、Jia 氏に対し、現金または Jia 氏の電気自動車スタートアップ Faraday Future(人才薈萃)への持ち株など、別の資産の形でお金を返してくれるよう要請を続けると述べた。

12月にアメリカのメディアは、Jia 氏の Faraday に対する33%の持ち株が一時的に連邦裁判所により凍結されたと伝えた。また、ロサンゼルスとラスベガスでの資産を売りに出すよう強いられた。これは、同社が中国のゲーム企業 The9 と提携関係を結ぶより前のことである。この提携では、Faraday から The9 に対し、The9 の豪華版ゲームV9モデルの大量生産のための6億米ドルが約束されている。

4月4日時点で、LeTV の親会社 Leshi Holding(楽視控股)の会長で設立者でもある Jia 氏は、LeTV の株を約9億3,200万株所有していた。彼の23%の持ち株は、負債未払いのため中国の行政によって凍結されていると同社は報告で述べた。

資金を集めようと、LeTV は2018年暮れに、大きな収入源であるスマートテレビ子会社 Leshi Zhixin(楽視視頻)の支配持ち分を中国の不動産開発業者 Sunac(創)に売却した。2017年には同社はインターネット対応のテレビセットで総収入の42%にあたる25億人民元(約417.3億円)を売り上げていた。しかし、サプライヤーへの支払いが滞り始めてから、収益は2018年前半でたったの1割にあたる2億4,500万人民元にまで減少した。

中国メディアの報道によると、LeTV はスピンオフの後、上海で Lerong Zhixin(楽融致新)として3月に再ローンチし、年末までに新たなスマートテレビのローンチや、オンライン小売 JD.com(京東)との販売協力の計画を明かしている。

【via TechNode】 @technodechina

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中国のテック新興大手LeEco(楽視)に北京本社オフィス売却の噂

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キャッシュフローに苦しむ LeEco(楽視)に、北京四環路にある本社ビル売却の噂が出ている。予定売却価格は14億人民元(約240億円)だと現地メディアが報じた。 複数の不動産会社が、LeEco のビルが売りに出されていると認めている。このビルは総床面積が2万平米で、14億人民元の値段がつけられている。LeEco はこれまでにも、ビルと資産の売却によって資金状態の緩和を図ってきた。報道によると同社は…

楽視(LeEco)の北京本社ビル
Image credit: Baidu Maps(百度地図)

キャッシュフローに苦しむ LeEco(楽視)に、北京四環路にある本社ビル売却の噂が出ている。予定売却価格は14億人民元(約240億円)だと現地メディアが報じた。

複数の不動産会社が、LeEco のビルが売りに出されていると認めている。このビルは総床面積が2万平米で、14億人民元の値段がつけられている。LeEco はこれまでにも、ビルと資産の売却によって資金状態の緩和を図ってきた。報道によると同社は200億人民元(約3,430億円)という巨額の負債を抱えている。

LeEco が資金繰りに行き詰まっていることは周知の事実だ。この数か月間、裁判所は資産凍結を複数回に渡り同社の系列企業に言い渡してきた。設立者 Jia Yueting(賈躍亭)氏の資産も対象になっている。北京の本社売却は、かつて栄光に輝いた LeEco の凋落を象徴している。

LeEco が売りにだされている広告の WeChat(微信)投稿から

しかし、本社ビル売却の計画は円滑に進むとは限らない。Leshi Holdings(楽視控股)は昨年、ビルを抵当に入れることで第三者企業から14億人民元の融資を試みており、ビルはまだ抵当に入っている状態だ。直近で LeEco が買い手を見つけることは至難となるだろう。

LeEco は昨年、資本とリソースが限られる中でアメリカ進出を行い、これにより資金状況は一段と悪化した。同社が資金難に陥り、資金調達が難しくなった一因は、無理な海外展開にある。

【via Technode】 @technodechina

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中国のテック新興大手LeEco(楽視)、財政事情はさらに逼迫した状況に——裁判所が追加で23億米ドルの資産を凍結

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キャッシュ不足にあえぐ LeEco(楽視)をさらなる危機が襲っている。上海高等人民裁判所は、会長の Jia Yueting(賈躍亭)氏が管理する5億1,900万株のLeshi株式を凍結した。同社のスマートフォン事業に関連して未払いの借入金があるため。同社の発表によると、1株あたり30.68人民元(約504円)として、今回凍結された株式全体でおよそ159億2,700万人民元(約26.16.3億円)に…

LeEco(楽視)創業者の Jia Yueting(賈躍亭)氏

キャッシュ不足にあえぐ LeEco(楽視)をさらなる危機が襲っている。上海高等人民裁判所は、会長の Jia Yueting(賈躍亭)氏が管理する5億1,900万株のLeshi株式を凍結した。同社のスマートフォン事業に関連して未払いの借入金があるため。同社の発表によると、1株あたり30.68人民元(約504円)として、今回凍結された株式全体でおよそ159億2,700万人民元(約26.16.3億円)に相当する。

これは Jia 氏が管理する株式の99.06%にあたり、同社の全株式数の約26.03%を占めるという。4月16日に同社株の取引を中止して以来、3ヶ月近くが経つ。

今週前半(6月最終週)には、共同設立者の Jia Yueting 氏、氏の夫人である Gan Wei(甘薇)氏、そして3つの子会社が、12億人民元(約197.1億円)相当の資産を凍結されたばかりだった。

この命令は裁判所が China Merchants Bank(招商銀行)に代わって実行したもの。だが、現地メディアによると China Merchants Bank 以外にも関係者はいるようだ。報道によるとLeEcoは数百億人民元という額を Ping An Bank(平安銀行)から借り入れているという。さらに、今年8月と9月に期限を迎える2つの企業ローンを抱え、これら2ローンの合計額は19億3,000万人民元(約317億円)に及ぶ。同社にとって自体はさらに悪化する可能性があるということだ。

昨年10月に問題の初期の兆候が見られ始めてからというもの、LeEco の資金繰りは憂慮すべきスピードで悪化してきた。何とか追加資金をかき集めたほか、Jia 氏も個人所有の株式を質入れする形で資本を手にしたが、同社は依然として厳しい資金繰りに喘いでいる。歯に衣着せぬ物言いで知られる Jia Yueting 氏自身さえ、資金をめぐる苦悩は「想像よりはるかにひどい」と認めている。

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【via Technode】 @technodechina

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LeEco(楽視)、CEOの退任後にアメリカのスタッフ80%以上をレイオフ予定

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中国のネット巨大企業 LeEco(楽視)は、スマートフォン、テレビ、自動運転車、VR ヘッドセットなど多数の商品を携えて米国市場への参入を予定していたが、現在その野心的な試みは縮小を余儀なくされそうだ。 CNBC が2人の社内関係者から得た情報によると、同社はアメリカの人員数を500人超からわずか60人に削減する予定だという。 このレイオフは火曜日(アメリカ時間5月23日)にも実施される見込み。同…

LeEco_Ablikim_Ablimit
LeEco 戦略担当 VP Ablikim Ablimit 氏
Image Credit: LeEco

中国のネット巨大企業 LeEco(楽視)は、スマートフォン、テレビ、自動運転車、VR ヘッドセットなど多数の商品を携えて米国市場への参入を予定していたが、現在その野心的な試みは縮小を余儀なくされそうだ。

CNBC が2人の社内関係者から得た情報によると、同社はアメリカの人員数を500人超からわずか60人に削減する予定だという。

このレイオフは火曜日(アメリカ時間5月23日)にも実施される見込み。同社は従業員に対し、太平洋標準時刻の午前10時にタウンホール・ミーティングへの出席または電話連絡を求めるメールを送っている。

CNBC の報道によると、LeEco は今後、中国系アメリカ人に向けた中国の動画配信サービスの展開に重点を置くそうだ。

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また、LeEco は「戦略的パートナー」の Faraday Future と協力して、引き続きスマート電気自動車の開発を行うことを目指している。だが、そのパートナーシップも怪しくなってきた。昨年 Buzzfeed News が報じたところによると、LeEco のセダンタイプ電気自動車 LeSee の開発に対する支払いが行われていないことや、その功績が認められていないことに、Faraday Future の従業員たちが不満を抱いているという。

噂されているレイオフは LeEco のさらなる後退を示しており、同社の見通しは暗くなる一方だ。ちょうど1週間前、設立者の Jia Yueting(賈躍亭)氏は、深圳証券取引所に上場している LeEco の公開企業 Leshi Internet Information&Technology Corp(楽網信息技術)の CEO から退いた。

Jia 氏はここ2年ほど LeEco の非上場企業の方に注目してきたのだが、これが Leshi の発展を妨げることになってしまった、と説明している。そこで、今後は Leshi の会長と LeEco の CEO を兼任しながら、上場企業の「ガバナンス、戦略立案、コア商品のイノベーション」に集中していく予定だ。

LeTV から LeEco にブランド変更して以来、同社は競争の激しいコンシューマ分野で商品を展開して積極的にグローバル市場に売り込みをかけてきた。しかし、このように幅広くキャンペーンを行ったことで、組織内のリソースに深刻な歪みが出てしまった。

LeEco は昨年、多額のキャッシュ・アウトフローの埋め合わせをすべく、6億米ドルの資金調達を行った。今年に入ってからは新たに22億米ドルを調達した。それにもかかわらず、LeEco は同時期にインドのスタッフの85%以上をレイオフした。

LeEco India のグループ VP 兼 COO である Alex Li 氏は、同社は1年以内の黒字化を目指してインドにおける戦略の改革を行っていると語った。

最近の状況を見ると、LeEco は既存の戦略を全て破棄し、黒字化に向けた新たな計画をゼロから作成しなければならないのかもしれない。

【via e27】 @e27co

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インドでの大量解雇が報道される中、中国テック大手のLeEco(楽視)が22億米ドルを資金調達【報道】

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インドでの大量解雇が報道される中、中国テック大手の LeEco(楽視)が新しい投資家2社から22億米ドルを調達したと、証券当局への届出を引用する形でロイターが伝えている。 今回の調達は、Tianjin Jiarui Huixin Corporate Management (天津嘉睿匯鑫企業管理)と不動産デベロッパの Sunac China Holdings(融創中国控股)からのもので、報道では、調…

LeEco(楽視)創業者の Jia Yueting(賈躍亭)氏

インドでの大量解雇が報道される中、中国テック大手の LeEco(楽視)が新しい投資家2社から22億米ドルを調達したと、証券当局への届出を引用する形でロイターが伝えている

今回の調達は、Tianjin Jiarui Huixin Corporate Management (天津嘉睿匯鑫企業管理)と不動産デベロッパの Sunac China Holdings(融創中国控股)からのもので、報道では、調達資金がビジネス拡大に使われるものと伝えている。

調達した資金は、Leshi Internet Information(楽視網信息技術)、スマートテレビを開発する子会社 Leshi Zhixin(楽視視頻)、映画制作の子会社 Le Vision Pictures(楽視影業)に投資される見込みだ。

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積極的な拡大計画が仇となり、資金枯渇に陥っていた LeEco は、今回の調達で胸をなでおろすことができたことになる。数日前、同社はインドの従業員の85%超を解雇したと報道され、インドでの事業活動から撤退するとの憶測を招いた。しかし、LeEco India のグループバイスプレジデント兼 CEO の Alex Li 氏はこの憶測を一蹴し、一年以内の黒字化を目指してインドでの戦略を見直し中だと語っていた。

2014年に Jia Yueting(賈躍亭)氏が設立した LeEco は、家電、自動車、映画などのビジネスを手がけるグローバルインターネット企業に成長した。同社はモバイル、テレビ、VR、自動車、スマート自転車など、プレミアム家電やライフスタイル製品を通じて、映画、テレビ、スポーツ、ライブエンターテイメントなどのエコシステムを形成している。同社の傘下には、Le Vision Pictures、Le Super TV(楽視超級電視)、LeMobile(楽視移動)、LeMusic(楽視音楽)、 Le Sports(楽視体育) などがある。

LeEco は昨年11月、中国の十数社の投資家から6億米ドルを調達した。LeEco アジア太平洋地域の社長は、Tin Mok 氏からAnthony Gao 氏に交代している。

【via e27】 @e27co

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LeEco(楽視)が新たに24億ドルを調達、資金繰りにあえぐ同社が立ち直るに足る金額か?

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中国のインターネット企業 LeEco(楽視)が15日、同国の巨大不動産会社 Sunac China Holdings Ltd.(融創)からの投資を筆頭に、新たに168億人民元(24億米ドル)の資金を調達したと発表した。この投資により、Sunac は LeEco の2番目の筆頭株主になる。 同社が明らかにしたところによると、Sunac は総資金調達額のうち150億人民元を提供し、これは以下の通り3分…

中国のインターネット企業 LeEco(楽視)が15日、同国の巨大不動産会社 Sunac China Holdings Ltd.(融創)からの投資を筆頭に、新たに168億人民元(24億米ドル)の資金を調達したと発表した。この投資により、Sunac は LeEco の2番目の筆頭株主になる。

同社が明らかにしたところによると、Sunac は総資金調達額のうち150億人民元を提供し、これは以下の通り3分配されるという。

  • 60億4,000万人民元を提供し、設立者兼 CEO の Jia Yueting(賈躍亭)氏から、同社の上場子会社 Leshi Internet(楽視網信息技術)の株式8.61%を獲得
  • 79億5,000万人民元を提供し、既存株式の譲渡や株式資本の拡大によって、テレビ部門を請け負う同社子会社 Leshi Zhixin(楽視致新)の株式15%を獲得
  • 10億5,000万人民元を提供し、LeEco の映画製作部門である Le Vision Pictures(楽視影業)の株式33.5%を獲得

Huaxia Insurance(華夏人寿)と、国の後援を受けるベンチャーキャピタル企業 Leran Investment(楽然投資)も投資に参加し、それぞれ4億人民元と14億3,000万人民元を投入した。

今回の資金調達は、拡大計画を積極的に推し進め過ぎたために深刻な資金不足にあることを Jia 氏が11月に認め、その後の2ヶ月間かつてないほどの苦境におちいっていた同社にとって重要な時期に実現した。

テクノロジー業界の大物である43歳の Jia 氏は、中国のインターネット業界で資本調達のプロとして名声を築き上げた。地元メディア Yicai(第一財経)の報道によると、同社は2016年11月の時点ですでに800億人民元もの巨額をかき集め、スマートフォンからテレビ、映画製作、クラウドサービスまで、様々なビジネスに融資しているという。

中国のインターネットビジネス新興大手LeEco/LeTV(楽視)の記事まとめ

今回の出資で資金不足は解消されるか?

今回の巨額ラウンドで同社が直面した資金圧迫は軽減され、投資者の信頼も回復するのは確実だろう。しかし LeEco の資金不足を完全に埋めるに足るだろうか? この質問に対する Jia 氏の回答は確言的である。

今回の168億人民元の投資は、LeEco の電気自動車ビジネスを除き、LeEco システム戦略を第一段階から第二段階へと順調に移行させるための必要条件をすべて満たすのに十分です。(Jia 氏)

この移行で、共有ループ型エコシステムにあるすべてのビジネスに対する全面的なグローバルレベルのアプローチから、7つの下位エコシステム間の真のエコケミストリーの実現へと転換を遂げる。

第二段階では、収益を上げることが同グループ内の上場および非上場企業の主要な目標となる。Jia 氏は昨年11月の内部文書で、同社は中国、米国、インドに焦点を当てるとしている。

LeSEE が A ラウンドの資金調達を実施予定

資金計画では、やはりもっとも現金燃焼率が高い LeEco の電気自動車部門であるSEE Plan(Super Electric Ecosystem Plan=超級電動生態系統)は、現在の資金調達ラウンドの対象となっていない。Jia 氏は先週(1月第2週)、車の生産開始にはさらに100億人民元必要であるとし、同プロジェクトは他よりも規模が大きいためさらに追加で資金が必要だと付け加えた。

LeSEEは昨年9月、すでに10億8,000万米ドル規模のラウンドを Yingda Capital Management(英大基金管理)、China Communication Construction Ltd.(中国交通建設)、China Aerospace Science & Industry Corp(中国航天科工)といった複数の出資者から集めている。

Jia 氏は今回の資金調達と併せて LeSEE の資金計画の開始についても発表している。

洞察に優れたさらに多くの投資者が LeSEE エコシステムに参加されることを私たちはすでに楽しみにしています。最近いくらかの進展が見られましたが、今後1ヶ月の間に良いご報告がさらにできることを期待しています。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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中国オンライン動画市場は、有料会員サービス・自社制作コンテンツへの過渡期に突入

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中国では長年のトレンドが変わりつつあり、またしても私たちの意表を突いてきそうだ。オンデマンド動画配信サービス iQiyi(愛奇芸)の2016年の総収入に占める広告収入の割合は50%程度にとどまる見込みだ。 先週(12月第2週)、iQiyi の CEO である Gong Yu(龔宇)氏は、中国・成都で開催された CIAVC(China Internet Audio-Visual Conference…

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iQiyi(愛奇芸)CEO の Gong Yu(龔宇)氏
Image Credit: CIAVC

中国では長年のトレンドが変わりつつあり、またしても私たちの意表を突いてきそうだ。オンデマンド動画配信サービス iQiyi(愛奇芸)の2016年の総収入に占める広告収入の割合は50%程度にとどまる見込みだ。

先週(12月第2週)、iQiyi の CEO である Gong Yu(龔宇)氏は、中国・成都で開催された CIAVC(China Internet Audio-Visual Conference:中国インターネット視聴大会)2016に出席し次のように述べた。

2016年における iQiyi の総収入は100億人民元を上回る見込みです。そのうち広告収入の割合は半分ほどで、残り半分はユーザ向けのサービス(例えばプレミアム会員登録)などその他収入源から得ています。

中国の大手オンデマンド動画サイトは、熾烈な競争と低い収益性に苦しんでいる。2015年以降各社は収益構造の多様化を目指し、有料会員登録の獲得に向けた取り組みを大々的に行っている。彼らが望んでいるのは、広告モデルから有料会員登録をベースにしたモデルへの移行だ。今年6月、Gong Yu 氏は Yicai=第一財経(レポート原文:中国語)に対し、「2015年には75%ほどだった広告収入の割合を2016年には33%程度まで下げたいです」と語っている。

料金は比較的安く、ひと月15~25人民元ほどだ。しかし、iQiyi の VP である Yang Xianghua(楊向華)氏は Jiemian=界面(記事原文:中国語)に対し、「ユーザ1人あたりから得られる平均収入は広告収入の20倍にもなります」と語った。

それと同時に、広告収入の伸びは鈍化している。モバイル市場調査会社 QuestMobile(レポート原文:中国語)によると、今年7月における中国のモバイル動画アプリの月間アクティブユーザ数は8億人に達した。新規ユーザが減少することで、インプレッション(表示回数)を基準にした広告収入の伸びは、横ばいあるいは下降することが予想されている。

先週(12月第2週)開かれたメディアイベントで、Yang Xianghua 氏は「中国の大手オンデマンド動画サイトが有料会員登録から得る収入は、来年には広告収入を上回る可能性があります」との見通しを示した(レポート原文:中国語)。

月間アクティブユーザ数の10%は有料会員

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Tencent(騰訊)の Online Media Business 部門プレジデント Sun Zhonghuai(孫忠懐)氏
Image credit: CIAVC

CIAVC で、Tencent(騰訊)の Online Media Business 部門プレジデントである Sun Zhonghuai(孫忠懐)氏は次のように述べた。

Tencent Video の見積もりでは、現在、中国のオンライン動画・音声サービスを利用する総ユーザ数の10%は有料会員であると考えています。

今月初め、Alibaba グループ(阿里巴巴集団)のオンライン動画サイト Youku-Tudou(優酷-土豆)は、有料会員数が3,000万人にのぼることを発表した。Tencent Video(騰訊視頻)は先月、iQiyi は6月初めにそれぞれ発表を行い、いずれも有料会員数2,000万人を突破した。

EntGroup(芸恩)が実施した調査(レポート原文:中国語)によると、中国におけるオンライン動画サービスの有料会員数は、2013年の800万人から2015年には2,000万人に増加した。この驚くべき伸びを踏まえると、2016年にはより大幅な増加が期待できる。

2015年半ば頃から、iQiyi は新作コンテンツにペイウォール(有料会員だけがコンテンツにアクセスできるようにすること)を設けた。この戦略によって、ほんの一年のうちに有料会員数を4倍に伸ばした。中国の大手テレビ放送局 Hunan Broadcasting System(湖南広播電視台)が運営する動画サイト Mgtv.com(芒果 TV)は、会員を獲得するために同様の戦略を採用した。

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Youku-Tudou は今年初め、春節の休日期間中にキャンペーンを行い、700万人の会員を獲得した。Alibaba(阿里巴巴)のオンライン決済サービス Alipay(支付宝)と共同運営で多様なサービスを通して新規会員登録をアピールし、それが素晴らしい成功を収めた。

コスト増加の勢いは収まる兆候見られず

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実際のところ、これまでも長い間ユーザが有料会員サービスを利用することは可能であった。しかし、以下に挙げるように利用を妨げる要因があった。1)海賊版のデジタルコンテンツが豊富にあり、ユーザはわざわざお金を払おうとは思えなかったこと。2)オンライン決済サービスがそれほど浸透していなかったこと。3)コンテンツやサービスについて、動画サイト間でほとんど差別化が行われていなかったこと。

現在、1)と2)の問題についてはほぼ解消されたと言ってもよいほどで、差別化されたコンテンツを求めて、すでに多くのユーザが有料会員になっている。しかし、有料会員の獲得には代償が伴う。中国におけるほぼすべての動画サイトが、会員限定コンテンツに対して重点的に資金をつぎ込んでいる。

LeTV は、テレビの放映権を安値で買い取ることで財を成した最初の企業の一社だ。しかし、放映権の値上がりを背景に、そうした企業は新たなモデルを模索している。今月初め、LeTV(楽視)の社長である Gao Fei(高飛)氏は社内向けのメールで「2017年の新作の70%以上は、自社制作もしくは共同制作にしようと考えています」と明かした(ソース原文:中国語)。

他のサイトも同様に、自社制作コンテンツに多額の投資を行っている。というのも、自社制作コンテンツはコスト管理が容易で、ゲーム会社に翻案権や版権を売却するなどマネタイズ手段も多いからだ。Tencent Video における自社制作コンテンツ視聴の占める割合は、今年初めには8%だったが、8月の時点では14%まで上昇している。

TechNode が以前指摘したように、こうした動画サイトへのアクセス数が増加する主な要因は、数少ないヒット作と新作である。だが、こうしたコンテンツを制作するコストは上がり続けている。Sun Zhonghuai 氏は次のような見通しを語った。

ユーザ数は10%増加し、視聴数は50%~100%増加しています。しかし、コストは200%増加しています。

もちろんこれに加えてこうしたコンテンツにかかるマーケティングコストも必要になる、そして、そのマーケティングコストも同様に増加傾向にある。

しかし、こうした状況にあっても、Tencent や iQiyi、Youku-Tudou の親会社である Alibaba などの大企業は、映画会社やエンターテイメントコンテンツ制作会社を設立し続け、自社のプラットフォーム向けだけではなく映画館やテレビ局向けのコンテンツを制作・配信している。そういったコンテンツやそれに関連した権利は、彼らの新たな収入源となるだろう。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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資金枯渇のニュースを受け、アメリカ進出を果たしたばかりのLeEco(楽視)の株価が急落——時価総額は、1週間で20億ドル目減り

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中国の LeEco(楽視)のために鳴り響いていた音楽は、もう終わろうとしているのだろうか? このインターネットとスマートガジェット企業は、ストリーミング動画再生に始まり、自走車からスマートフォンまであらゆるものを手がける企業となり、過去数年にわたって拡大と投資の旋風だった。しかし、アメリカで初めてハードウェア製品の販売を開始しようとしている今、同社は中国で大幅な株価下落を経験し、それは一週間に満た…

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Photo credit: Pixabay

中国の LeEco(楽視)のために鳴り響いていた音楽は、もう終わろうとしているのだろうか? このインターネットとスマートガジェット企業は、ストリーミング動画再生に始まり、自走車からスマートフォンまであらゆるものを手がける企業となり、過去数年にわたって拡大と投資の旋風だった。しかし、アメリカで初めてハードウェア製品の販売を開始しようとしている今、同社は中国で大幅な株価下落を経験し、それは一週間に満たない間に約20億ドルもの企業価値を下げたことになる。

<関連記事>

この株価下落については、中国内外報道機関から LeEco が資金枯渇に直面しているのではないかとの報道がなされていた。報道によれば、創業者の Jia Yueting(賈躍亭) 氏が日曜日に従業員に書いたとされる手紙の中で、同社が急速かつ過度に拡大を急ぎすぎたと語ったとされる。現在、同社は多くのことに手を出し、そのペースを維持するための資金を調達する上で問題に直面している。彼は、ある中国人の重役に稀に見る振る舞いをし、謝罪として年間15セントの給与を受け入れることを志願している。

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今年4月、フル電気自動車 LeSee を北京で披露した Jia Yueting(賈躍亭)氏(左)
Photo credit: LeEco

Jia 氏の手紙が、同社の株価下落の原因というわけではない。むしろ、それは、同社の LeEco が拡大を図る上で顕著になりつつある、同社の資金調達とサプライチェーンが抱える問題が具体化したからだ。しばらく前から続いていた同社の経営アプローチに対する疑問は、結果的に株価の下落につながった。今年初めには、LeEco は1株あたり8ドル以上で取引されていたが、今月の急落によって、年を通して下落を見せることとなり、株価は1株あたり5.5ドルにまで落ち込んだ。

変化を起こすチャンス

LeEco にとって幸運なのは状況を変えるのに都合がよい2つの機会が、急速なスピードで近づいていることだ。

まず一つは、水曜日(11月9日)、LeEco がアメリカでフラッシュセールを始めることだ。アメリカでの強力な露出は、LeEco の将来が有望であると投資家を確信させられるかもしれない。

二つ目には、金曜日(11月11日)、中国は光棍節(独身の日)にオンラインショッピングの休日を祝う。LeEco は、Tmall(天猫)や JD(京東商城)などの B2C サイトと同様、自社の LeMall(楽視商城)を通じて EC のサービスを提供する。もし、これらあらゆるチャネルを横断して、(特に、競合と比べ)劇的な売上金額を記録することができれば、株価を正しい方向へと押し戻すこともできるかもしれない。

長期的に言えば、LeEco の資金枯渇は、今でも心配のタネだ。同社は自走車プロジェクトに巨額を投資したが、ここにきて、消費者への提供の準備がまもなく整うようだ。その開発を続けられるだけの資金を LeEco は調達できるだろうか? それは LeEco の投資家たちが今心配している問題の一つで、独身の日の強力な露出・売上だけでは、この問題を解決することはできなさそうだ。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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アメリカ市場にエコシステムを確立させるLeEco(楽視)の試み

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10月19日、LeEco(楽視)は正式にアメリカ市場に参入した。サンフランシスコで行われた LeEco の CEO で設立者の Jia Yeuting(賈躍亭)氏のスピーチによると、同社は11月2日からスマートフォンとスマートテレビの販売を開始する予定だ。主力製品であるテレビとスマートフォン以外にも、配信サービスやバイク、車などどれもエコシステム全体の一部となる商品も併せて発表した。 Apple …

Image Credit: Sohu
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10月19日、LeEco(楽視)は正式にアメリカ市場に参入した。サンフランシスコで行われた LeEco の CEO で設立者の Jia Yeuting(賈躍亭)氏のスピーチによると、同社は11月2日からスマートフォンとスマートテレビの販売を開始する予定だ。主力製品であるテレビとスマートフォン以外にも、配信サービスやバイク、車などどれもエコシステム全体の一部となる商品も併せて発表した。

Image Credit: Sohu
Image Credit: Sohu

Apple や Samsung など家電市場で存在感を放っている他企業に比べ、LeEco は異なったアプローチを取っている。同社の商品はより手の届く価格帯ではあるが、その分会社にとっての利益は少ない。しかし一つでも多く商品を販売するということに縛られてはおらず、むしろ消費者が LeEco のデバイスを使い、LeEco のコンテンツを消費し、LeEco の車を運転し、LeEco のショッピングプラットフォームで買い物をする、そんなエコシステムを確立させることを狙いとしている。そのため、短期的な利益はそこまで重要視していないのだと Jia Yeuting 氏は話す。

LeEco はアメリカ市場参入を成功裏に収めるべく、主にパートナーシップや買収を通じて周到に準備を重ねてきた。同社はアメリカのテレビ製造メーカー Vizio Inc.を買収する計画を発表した。さらに同社の配信サービスは、MGM、Lionsgate、VICE、Showtime といったパートナー企業からのコンテンツを含む予定だ。

LeEco は、Huawei(華為)や Xiaomi(小米)など他の中国新興テック企業とは若干異なっており、同社をハードウェア企業と定義するのは難しい。ハードウェア、ソフトウェア、コンテンツのすべてを備えているからだ。LeEco とは、Apple、Amazon、Google、Netflix、Samsung、そして Tesla を合体させたものにすぎない、と言う人もいるだろう。確かにそうなのかもしれない。しかし、各商品が他社の既存商品に似通っているとしても、そのすべてを一つのエコシステムにつなぎ合わせるというのは間違いなく LeEco の成せる業だということは特記するだけの価値があるだろう。

Image Credit: Sohu
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Huawei がセキュリティ問題を抱えアメリカ市場において苦戦を強いられていることや、Xiaomi も特許問題で同様の状況にあることを考えると、LeEco のアメリカ市場参入が正しい戦略だったとするのは困難だ。だが、少なくとも現時点では市場の反応は非常に良好だ。商品が良く、価格も手頃でデザインも魅力的である限り、アメリカの消費者が LeEco の商品に注目しない理由は見当たらない。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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中国のネットサービス大手が運営する電気自動車開発会社Le Supercar(楽視超級汽車)が10.8億ドルを調達、Teslaに対抗

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中国のインターネット大手 LeEco (楽視)は月曜(9月19日)、同社系列の電気自動車開発会社 Le Supercar(楽視超級汽車)が自動車業界最大のファーストラウンドファンディング(自社調べ)で新たに10億8,000万米ドルの資金を調達したと発表した。 巨額な資金の出所として同社が公表した長い投資者リストには、Lenovo(連想)、State Grid(国家電網)が支援するベンチャーキャピタ…

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中国のインターネット大手 LeEco (楽視)は月曜(9月19日)、同社系列の電気自動車開発会社 Le Supercar(楽視超級汽車)が自動車業界最大のファーストラウンドファンディング(自社調べ)で新たに10億8,000万米ドルの資金を調達したと発表した。

巨額な資金の出所として同社が公表した長い投資者リストには、Lenovo(連想)、State Grid(国家電網)が支援するベンチャーキャピタル Yingda Capital(英大資本)、深圳の自治体が支援する Shenzhen Capital Group(深圳市創新投資集団)、China Minsheng Trust(中国民生信託)、Macrolink Group(新華聯集団)と Hongzhao Capital といったビッグネームが含まれている。

LeEco(楽視)は中国でいう Netflix のようなもので、動画ストリーミングサービスから始まり、映画製作、スマートテレビ、スマートフォン、e コマースやクラウドコンピューティングへと急速に裾野を広げてきた。設立者で CEO の Jia Yueting(賈躍亭)氏は現在の LeEco の形態は「Tesla、Uber、Apple、Amazon と Netflix を組み合わせた究極のもの」だと以前のインタビューで話している

LeEco のビジネスエコシステムの主要な位置づけとして、同社は2014年にスーパーカープロジェクトをローンチしている。Jia 氏によると、プロジェクトに携わるスタッフの数は1,000人を超えたという。チームメンバーには Tesla、BMW や GM の元従業員が含まれているようだ。

さらに、Le Supercar は自動車業界大手と提携してグローバルな産業チェーンを開発している。提携先は Aston Martin と GAC Group(広州汽車集団)、そして昨年ラスベガス近郊に建設予定の工場に10億米ドルを費やすと約束したアメリカの自動車スタートアップ Faraday Future だ。今年8月、LeEco は30億米ドルを投じて徳清県にオートパークを建設するために浙江省政府と協力合意書を交わしている。

自動車の生産には多額の費用が必要であり、ローンチ以来、Le Supercar は資金問題を指摘され続けてきた。このラウンドで資金に関するプレッシャーは多少解消されるだろう。Jia 氏は自治体の支援とコングロマリットによる投資を受けることでさらなる支援の道が広がると話している。

Le Supercar の資金調達は多彩な業界で爆発的な成長を続ける LeEco の資金活動の一部に過ぎない。同社クラウド部門とスポーツ部門は今年それぞれ10億元(約150億円)と80億元(約1,200億円)を調達している。

同イベントで LeEco は、9月19日のスーパーセールイベント「919楽迷狂歓夜」の売上額が、24時間で44億8,000万元(約673.4億円)に達したと発表した。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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