中国のテック新興大手LeEco(楽視)、財政事情はさらに逼迫した状況に——裁判所が追加で23億米ドルの資産を凍結

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LeEco(楽視)創業者の Jia Yueting(賈躍亭)氏

キャッシュ不足にあえぐ LeEco(楽視)をさらなる危機が襲っている。上海高等人民裁判所は、会長の Jia Yueting(賈躍亭)氏が管理する5億1,900万株のLeshi株式を凍結した。同社のスマートフォン事業に関連して未払いの借入金があるため。同社の発表によると、1株あたり30.68人民元(約504円)として、今回凍結された株式全体でおよそ159億2,700万人民元(約26.16.3億円)に相当する。

これは Jia 氏が管理する株式の99.06%にあたり、同社の全株式数の約26.03%を占めるという。4月16日に同社株の取引を中止して以来、3ヶ月近くが経つ。

今週前半(6月最終週)には、共同設立者の Jia Yueting 氏、氏の夫人である Gan Wei(甘薇)氏、そして3つの子会社が、12億人民元(約197.1億円)相当の資産を凍結されたばかりだった。

この命令は裁判所が China Merchants Bank(招商銀行)に代わって実行したもの。だが、現地メディアによると China Merchants Bank 以外にも関係者はいるようだ。報道によるとLeEcoは数百億人民元という額を Ping An Bank(平安銀行)から借り入れているという。さらに、今年8月と9月に期限を迎える2つの企業ローンを抱え、これら2ローンの合計額は19億3,000万人民元(約317億円)に及ぶ。同社にとって自体はさらに悪化する可能性があるということだ。

昨年10月に問題の初期の兆候が見られ始めてからというもの、LeEco の資金繰りは憂慮すべきスピードで悪化してきた。何とか追加資金をかき集めたほか、Jia 氏も個人所有の株式を質入れする形で資本を手にしたが、同社は依然として厳しい資金繰りに喘いでいる。歯に衣着せぬ物言いで知られる Jia Yueting 氏自身さえ、資金をめぐる苦悩は「想像よりはるかにひどい」と認めている。

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【via Technode】 @technodechina

【原文】

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