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中国の動画サービス大手各社、映像制作を積極化

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リアリティ番組の質に関して言えば、インターネット企業のものはテレビ番組に近づいてきている、あるいは既にテレビを上回っているかもしれません。 中国の大ヒットテレビ番組をいくつも手掛けた制作チームの一員である Chulin Luo 氏が最近 TechNode(動点科技)にそう語った。 その心理は、映像制作業界の新たな常識を反映している。中国の動画サイトは、王道のシチュエーション・コメディやリアリティ番…

リアリティ番組の質に関して言えば、インターネット企業のものはテレビ番組に近づいてきている、あるいは既にテレビを上回っているかもしれません。

中国の大ヒットテレビ番組をいくつも手掛けた制作チームの一員である Chulin Luo 氏が最近 TechNode(動点科技)にそう語った。

その心理は、映像制作業界の新たな常識を反映している。中国の動画サイトは、王道のシチュエーション・コメディやリアリティ番組、アニメやドキュメンタリーのようなニッチなジャンルに至るまで、オリジナルコンテンツの制作に力を注いている。今年の夏の土曜日には、何百万人もの若い中国人が中国のリアリティ番組「The Rap of China(中国有嘻哈)」に出演するお気に入りのラッパー達のために集結した。これまでの他の大ヒット番組とは異なり、「The Rap of China」は、今まであまりよく知られてこなかった中国のアンダーグラウンド文化に焦点を当てている。さらに、この番組は、中国の検索大手 Baidu(百度)が所有するオンラインビデオプラットフォームである iQiyi(愛奇芸)によって独占的に制作され、ストリーミングされている。iQiyi によると、この番組は12回のエピソードで合計26億回の視聴件数と、Weiboに投稿された「The Rap of China」のハッシュタグが68億ビューを記録したという。

ビッグプロダクション

YouTube モデルのような、広告から収益を上げるトラフィック主導のユーザ生成コンテンツは既に過去のモデルとなっていて、中国の動画企業は現在、高額でプロデューサー主導のコンテンツをこぞって作るようになっている。例えば、iQiyi は「The Rap of China」から2億5,000万人民元(約42.9億円)以上の収益を得て、テレビ業界で名高い二人のベテラン、Chen Wei(陳偉)氏とChe Che(車澈)氏を手中に収めた。Chen Wei氏は、浙江テレビで人気のあるシンガーコンテスト番組「The Voice of China(中国好声音)」のプロデューサーであり、Che Che 氏は、Star China Media(星空華文傳媒)の「So You Think You Can Dance China(中国好舞蹈)」のディレクターを務めた大物である。

映像市場においては、検索エンジン Baidu が唯一の大手有力企業という訳ではない。その他の市場と同様、中国のオンラインビデオ市場での戦いも、BAT、すなわち Baidu、Alibaba(阿里巴巴)、Tencent(騰訊)のインターネット大手3社の代理戦争となっている。

2015年、Tencent は Penguin Pictures(企影視)を設立し、オリジナルプログラミングを強化した。Penguin Pictures の CEO である Sun Zhonghuai(孫忠懐)氏は「今年、ソーシャルメディアおよびゲーム大手企業である Tencent は、2016年の8倍の映像コンテンツを制作する予定」だと直近の業界カンファレンスの場で述べている。 2012年に合併した Youku(優酷)と Tudou(土豆)は(その後2016年4月に Alibaba によって買収)、戦略会議で制作と放送における全権を確保する計画を立てたという。メディア専門第三者調査会社の EntGroup(芸恩)によると、サイバースペース全体のプレミアムドラマの数は、2015年には36本だったのが、2016年には239本にまで増加している。Tencent Video (騰訊視頻)と iQiyi の両社に限っては、昨年各々、Netflix の29本を凌ぐ30本以上のプレミアムドラマを制作した。

6月からの QuestMobileのデータによると、これらインターネット大手3社だけで、モバイル動画アプリを一つだけ使用している中国の消費者の80%以上を惹きつけている。(ただし、多くの消費者は複数のアプリを使用している場合もある。) そのうち、Tencent Video とiQiyi は互角の勝負を繰り広げており、中国のデータ会社 Push(極光)によると、iQiyi は、動画アプリを一つだけ使用しているユーザのシェアを36.6%占めて首位に出たが、Tencent Video は2017年の上半期は1億400万人のモバイルデイリーアクティブユーザ(DAU)を獲得しており、iQiyi の7,800万 DAU を大きく上回った。また、Youku は3,600万DAUで2社を追随する形となった。

中国の上位動画アプリ一つだけを使うユーザの普及率
出典:QuestMobile(2017年6月)

オリジナルコンテンツへの全力投資

中国のビデオライセンス料は、資金が潤沢なインターネット最大手企達にとっても高額すぎる設定になっている。 例えば、2000年半ばから最も視聴されたテレビドラマの1つ「My Own Swordsman(武林外伝)」は80回のエピソードで10万人民元のライセンス料が発生した。しかし現在では、「Legend of Mi Yue(羋月伝)」のようなオンデマンドドラマだと、1つのエピソードだけで最大1,000万人民元ものコストがかかる。これは10年前の水準の実に8,000倍である。このため、欧米の競合であるNetflixと同様、中国の大手動画サイト3社はいずれもコンテンツ制作のために投資し、赤字経営が続いている。

Penguin Picturesの副社長、Han Zhijie(韓志傑)氏は中国メディアの Yicai(第一財経)にこのように語った。

BATのようなインターネットの巨大企業から支援を受けることができるのは幸運なことです。通常のビデオプラットフォームでは、このような高いコストではまずやっていけないでしょう。

しかし、自社制作を行うことで、インターネット企業はコンテンツの制作方法や使用方法をコントロールすることができるというメリットもある。例えば、テレビ番組やドラマは、従来のテレビ番組も含めてだが、昨今は少ないエピソードでより長いサイクルでリリースされるようになっている。そうすることで、プロデューサーは視聴者データを活用して今後の物語を微調整し、話題を伸ばすことができるからだ。また、現在コンテンツは独占的であるため、ストリーミングプラットフォームは初回の独占放送や広告の無い映像といった付加価値サービスを提供し、ユーザに課金することができる。さらに、著作権を尊重する動きとモバイル決済の進歩により、動画ユーザはより簡単に支払いを済ませられるようになっている。EntGroup は、中国の有料動画購入者は今年中に1億人に達すると見積もっている。

最も魅力的なのは、広告、有料購読、出版、配信、ライセンス、ゲーム、eコマースなどの知的財産の商業的可能性だ。地元メディアの報道によると、「The Rap of China」だけでも200以上の異なる製品が生まれたという。

Chen Wei 氏は地元メディアのインタビューで次のように語った

トップテレビ局からトップリアリティ番組を購入したいと望むオンラインビデオサイトは、少なくとも1億人民元が必要になりますが、この1億人民元は3か月間しか使用権を与えてくれません。しかし、同じ金額を使って『The Rap of China』を作れば、それは私たちの知的財産になるんです!

深圳を拠点とするメディアおよびエンターテイメントに特化したベンチャー企業 Creation Venture Partners(創享投資)によると、実際、「IP(知的財産)」は中国のコンテンツプロバイダの新たな流行語となっていて、その産業価値は2014年の2,950億人民元から2016年の5,620億人民元に急増した。

クリエイティビティレベルでは、インターネットプロダクション会社は少なくとも今のところ、従来のテレビネットワークよりも自由度が高い。

Luo 氏はこう言う。

中国のテレビネットワークは国家によって運営されています。どういうことかというと、コンテンツは一秒ごとに SARFT(国家広播電影電視総局)の承認を受けなければならないのです。一方インターネットは、そこまで細かく監視するにはコンテンツが多すぎます。

しかし、デジタル視聴者が拡大するにつれ、デジタルコンテンツの検閲も既に強化されている。この6月までに中国のネチズンの75.2%がオンラインで動画を見ている。そのうち、最も期待されていたオンラインリアリティ番組「Who’s the Murderer(明星大偵探)」は、9月に2つのエピソードを放送した後、当局から放送中止を余儀なくされた。

私は最初のエピソードを見ましたが、正直言って何も過激な表現は見当たりませんでした。

この種の恣意的な取り締まりは中国では珍しくない。10年に2度ある構造改革に先立ち、中国の規制当局は、WeChat(微信)のグループオーナーがソーシャルメディアネットワーク全体に実名登録を実施する責任を負うとして、インターネット産業に関する厳しい措置を命じた。

費やされる多額の資金

安定成長を遂げているにもかかわらず、iQiyi は Baidu からは資金流出源とみなされてきたが、近年 Alibaba および Tencent と比較されることでそうした見方も少なくなってきている。昨年2月、Baidu 設立者の Robin Li(李彦宏)氏と iQiyi の設立者である Gong Yu(龔宇)氏は、iQiyi の売却を28億米ドルで提案したが、買収は決裂し、Baidu 投資家には金額が「低すぎる」と批判された。2月には、同社は転換社債の発行によって15億米ドルを調達し、オンライン動画市場では中国史上最大規模の資金調達となった。直近では、あるソースが Bloomberg に伝えたところによると、このサイトは来年早々に米国でIPOをするための準備に入っているという。こうした一連の動きは、中国の主要な動画サイトへの資金投入が長引く恐れを示唆している。

オリジナルコンテンツへの初期投資に資金を回すことは、少なくとも長期的にみれば、回収可能な動きであるように思われる。 iQiyi は既に「The Rap of China」でそれなりの成功を収めている。しかし、TechNode への匿名での情報提供者によると、番組の収入は若い視聴者をターゲットにした大手広告主によるものが大半であり、この番組は損益分岐点ギリギリのところにあるらしい。9月に番組が終了した直後、Tencent Video は4,300万人の有料加入者を獲得したと発表し、中国のオンライン動画プラットフォームのランキングトップに躍り出たとしている。 Sun Zhonghuai 氏は、動画コンテンツ拡大競争のステージにおける競争上の優位性として、数量ではなくコンテンツの品質の重要性を主張した。競争に勝つという点では、中国の動画大手企業らは、他社の追随を許さず知的財産を量産してお金を稼ぎ続けているディズニーをよく聖杯と呼んでいる。

【via Tech in Asia】 @techinasia

【原文】

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中国オンライン動画市場は、有料会員サービス・自社制作コンテンツへの過渡期に突入

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中国では長年のトレンドが変わりつつあり、またしても私たちの意表を突いてきそうだ。オンデマンド動画配信サービス iQiyi(愛奇芸)の2016年の総収入に占める広告収入の割合は50%程度にとどまる見込みだ。 先週(12月第2週)、iQiyi の CEO である Gong Yu(龔宇)氏は、中国・成都で開催された CIAVC(China Internet Audio-Visual Conference…

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iQiyi(愛奇芸)CEO の Gong Yu(龔宇)氏
Image Credit: CIAVC

中国では長年のトレンドが変わりつつあり、またしても私たちの意表を突いてきそうだ。オンデマンド動画配信サービス iQiyi(愛奇芸)の2016年の総収入に占める広告収入の割合は50%程度にとどまる見込みだ。

先週(12月第2週)、iQiyi の CEO である Gong Yu(龔宇)氏は、中国・成都で開催された CIAVC(China Internet Audio-Visual Conference:中国インターネット視聴大会)2016に出席し次のように述べた。

2016年における iQiyi の総収入は100億人民元を上回る見込みです。そのうち広告収入の割合は半分ほどで、残り半分はユーザ向けのサービス(例えばプレミアム会員登録)などその他収入源から得ています。

中国の大手オンデマンド動画サイトは、熾烈な競争と低い収益性に苦しんでいる。2015年以降各社は収益構造の多様化を目指し、有料会員登録の獲得に向けた取り組みを大々的に行っている。彼らが望んでいるのは、広告モデルから有料会員登録をベースにしたモデルへの移行だ。今年6月、Gong Yu 氏は Yicai=第一財経(レポート原文:中国語)に対し、「2015年には75%ほどだった広告収入の割合を2016年には33%程度まで下げたいです」と語っている。

料金は比較的安く、ひと月15~25人民元ほどだ。しかし、iQiyi の VP である Yang Xianghua(楊向華)氏は Jiemian=界面(記事原文:中国語)に対し、「ユーザ1人あたりから得られる平均収入は広告収入の20倍にもなります」と語った。

それと同時に、広告収入の伸びは鈍化している。モバイル市場調査会社 QuestMobile(レポート原文:中国語)によると、今年7月における中国のモバイル動画アプリの月間アクティブユーザ数は8億人に達した。新規ユーザが減少することで、インプレッション(表示回数)を基準にした広告収入の伸びは、横ばいあるいは下降することが予想されている。

先週(12月第2週)開かれたメディアイベントで、Yang Xianghua 氏は「中国の大手オンデマンド動画サイトが有料会員登録から得る収入は、来年には広告収入を上回る可能性があります」との見通しを示した(レポート原文:中国語)。

月間アクティブユーザ数の10%は有料会員

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Tencent(騰訊)の Online Media Business 部門プレジデント Sun Zhonghuai(孫忠懐)氏
Image credit: CIAVC

CIAVC で、Tencent(騰訊)の Online Media Business 部門プレジデントである Sun Zhonghuai(孫忠懐)氏は次のように述べた。

Tencent Video の見積もりでは、現在、中国のオンライン動画・音声サービスを利用する総ユーザ数の10%は有料会員であると考えています。

今月初め、Alibaba グループ(阿里巴巴集団)のオンライン動画サイト Youku-Tudou(優酷-土豆)は、有料会員数が3,000万人にのぼることを発表した。Tencent Video(騰訊視頻)は先月、iQiyi は6月初めにそれぞれ発表を行い、いずれも有料会員数2,000万人を突破した。

EntGroup(芸恩)が実施した調査(レポート原文:中国語)によると、中国におけるオンライン動画サービスの有料会員数は、2013年の800万人から2015年には2,000万人に増加した。この驚くべき伸びを踏まえると、2016年にはより大幅な増加が期待できる。

2015年半ば頃から、iQiyi は新作コンテンツにペイウォール(有料会員だけがコンテンツにアクセスできるようにすること)を設けた。この戦略によって、ほんの一年のうちに有料会員数を4倍に伸ばした。中国の大手テレビ放送局 Hunan Broadcasting System(湖南広播電視台)が運営する動画サイト Mgtv.com(芒果 TV)は、会員を獲得するために同様の戦略を採用した。

<関連記事>

Youku-Tudou は今年初め、春節の休日期間中にキャンペーンを行い、700万人の会員を獲得した。Alibaba(阿里巴巴)のオンライン決済サービス Alipay(支付宝)と共同運営で多様なサービスを通して新規会員登録をアピールし、それが素晴らしい成功を収めた。

コスト増加の勢いは収まる兆候見られず

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実際のところ、これまでも長い間ユーザが有料会員サービスを利用することは可能であった。しかし、以下に挙げるように利用を妨げる要因があった。1)海賊版のデジタルコンテンツが豊富にあり、ユーザはわざわざお金を払おうとは思えなかったこと。2)オンライン決済サービスがそれほど浸透していなかったこと。3)コンテンツやサービスについて、動画サイト間でほとんど差別化が行われていなかったこと。

現在、1)と2)の問題についてはほぼ解消されたと言ってもよいほどで、差別化されたコンテンツを求めて、すでに多くのユーザが有料会員になっている。しかし、有料会員の獲得には代償が伴う。中国におけるほぼすべての動画サイトが、会員限定コンテンツに対して重点的に資金をつぎ込んでいる。

LeTV は、テレビの放映権を安値で買い取ることで財を成した最初の企業の一社だ。しかし、放映権の値上がりを背景に、そうした企業は新たなモデルを模索している。今月初め、LeTV(楽視)の社長である Gao Fei(高飛)氏は社内向けのメールで「2017年の新作の70%以上は、自社制作もしくは共同制作にしようと考えています」と明かした(ソース原文:中国語)。

他のサイトも同様に、自社制作コンテンツに多額の投資を行っている。というのも、自社制作コンテンツはコスト管理が容易で、ゲーム会社に翻案権や版権を売却するなどマネタイズ手段も多いからだ。Tencent Video における自社制作コンテンツ視聴の占める割合は、今年初めには8%だったが、8月の時点では14%まで上昇している。

TechNode が以前指摘したように、こうした動画サイトへのアクセス数が増加する主な要因は、数少ないヒット作と新作である。だが、こうしたコンテンツを制作するコストは上がり続けている。Sun Zhonghuai 氏は次のような見通しを語った。

ユーザ数は10%増加し、視聴数は50%~100%増加しています。しかし、コストは200%増加しています。

もちろんこれに加えてこうしたコンテンツにかかるマーケティングコストも必要になる、そして、そのマーケティングコストも同様に増加傾向にある。

しかし、こうした状況にあっても、Tencent や iQiyi、Youku-Tudou の親会社である Alibaba などの大企業は、映画会社やエンターテイメントコンテンツ制作会社を設立し続け、自社のプラットフォーム向けだけではなく映画館やテレビ局向けのコンテンツを制作・配信している。そういったコンテンツやそれに関連した権利は、彼らの新たな収入源となるだろう。

【via Technode】 @technodechina

【原文】

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中国のリビングルームに家族団らんが戻ってくる——今度は質の高いビデオコンテンツ付きで

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この3年でテレビから離れ携帯端末に溺れていた中国のウェブユーザは、日々のエンターテイメントで昔ながらのリビングルームでの家族団らんに戻って来ようとしている。 リビングルーム関連テック市場の成長に伴い、中国では2017年末までにネットに接続されたテレビが2億5,000万台に達し、この国で最も一般的な一家族3人で計算すると7億人以上もの視聴者をカバーするとみられる。この業界周りで形成される市場規模は2…

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この3年でテレビから離れ携帯端末に溺れていた中国のウェブユーザは、日々のエンターテイメントで昔ながらのリビングルームでの家族団らんに戻って来ようとしている。

リビングルーム関連テック市場の成長に伴い、中国では2017年末までにネットに接続されたテレビが2億5,000万台に達し、この国で最も一般的な一家族3人で計算すると7億人以上もの視聴者をカバーするとみられる。この業界周りで形成される市場規模は2020年までになんと6,300億人民元(930億米ドル)ほどになると調査会社 AVC が試算している。

すでに言われているように、変化の兆しはある。中国の動画ストリーミング最大手 Youku(優酷) のデータによると、OTT(オーバーザトップ)ボックス対応のリビングルーム用テレビ画面からのトラフィックは、携帯端末に次いで二番目に多いパソコン経由のトラフィックをしのぐ勢いだという。この勢いは想定以上であるが、デジタル時代にうまく適応しているミレニアル世代が結婚して子どもが生まれてから家庭への関心が高まっていることを考えると当然の動きでもある。さらに、リビングルームでの光景は昔とは違って動画や音楽のストリーミング、ゲーム、ショッピングなどエンゲージ率が高く、インタラクティブな体験ができるようになっている。

人口動向の変化は著しい。かつてテレビの視聴は古臭い習慣と思われていたが、今では若い世代の間で好まれるようになっている。中国で最大規模を誇る Alibaba(阿里巴巴)のエンターテイメントプラットフォームで大半を占める74%のユーザは35歳未満だ。

このトレンドはしばらく続きそうで、国内企業にとっては巨大な商業機会が生み出されようとしている。中国のインターネット大手 Alibaba は数年前より、Tmall Box(天猫魔盒)と関連のコンテンツエコシステムをローンチしてデジタルリビングルーム業界へのアプローチを拡大してきた。

同社には野心的な計画があるが、Tmall Box やハードウェアはその一角をなすにすぎない。Alibaba は今週(10月第3週)、テレビメーカーの協力も仰ぎつつ、中国語コミュニティ向けにプレミアムコンテンツエコシステムを作るという目標を発表した。この取り組みは、同社が今年4月に買収した Youku が提供する質の高いコンテンツでの収益化が中心となっている。

この計画の下、Alibaba のデジタルエンターテイメント部門(これまでに2,000万のアクティブユーザを獲得)は Youku Tudou(優酷-土豆)との事業統合をさらに進めてブランド、コンテンツ、データ、メンバーシップ、商業化計画でシナジー効果を生み出していく予定だ。この提携には Youku の他に、Disney、 BBC、Hasbro、DHX、LEGO、CCTC Animation、CJ など有名どころの国内外コンテンツプロバイダーが勢ぞろいしている。

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家庭生活の中で子どもの占める重要な立場を踏まえ、Alibaba のデジタルリビングルーム戦略は教育コンテンツが最上位に据えられている。今回の発表では同時に子ども向け製品が2種類リリースされた。それはモバイルアプリと OTT ボックスで、いずれも子ども教育コンテンツに特化したものだ。

この他、テレビ向け YunOS のバージョン6.0へのアップデート、Youku VR、Youku 3D-VR カメラも注目された。

【via Technode】 @technodechina

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Xiaomi(小米)が初の対インド投資、デジタルエンタメ企業Hungamaの2,500万ドル調達ラウンドをリード

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中国のスマートフォンメーカー Xiaomi(小米)は、インドのオンライン出版およびエンターテイメントコンテンツアグリゲータ企業、Hungama Digital Media Entertainment の2,500万米ドル規模の資金調達ラウンドに参加した。 これが Xiaomi にとって初めてのインド向け投資となり、その理由は誰の目にも明らかである。中国における国内競争が日々厳しさを増す中で、Xia…

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中国のスマートフォンメーカー Xiaomi(小米)は、インドのオンライン出版およびエンターテイメントコンテンツアグリゲータ企業、Hungama Digital Media Entertainment の2,500万米ドル規模の資金調達ラウンドに参加した。

これが Xiaomi にとって初めてのインド向け投資となり、その理由は誰の目にも明らかである。中国における国内競争が日々厳しさを増す中で、Xiaomi はインドを戦略的に重要だと位置付けており、持続的な成長を目指す考えだ。

この投資ラウンドには Hungama の既存の投資会社である Intel Capital、Bessemer Venture Partners の他に、トップの投資家でありインドの大富豪、Rakesh Jhunjhunwala 氏も参加している。今後、この投資グループはムンバイに拠点を置く Hungama の非公開株を少数取得する予定だ。

Hungama Digital Media Entertainment は、ボリウッドおよび南アジア地域におけるエンターテイメントコンテンツのアグリゲータ、デベロッパー、パブリッシャーであり、コンテンツ配信サービスも提供しているインドの大手企業である。Hungama によると、月間6,500万を超えるアクティブユーザが音楽、動画、映画サービスを利用するためにアクセスしているという。Hungama Play は今後、インドの複数言語と英語による1,500時間に及ぶテレビコンテンツを追加すると声明で発表した。

新たに調達した資金は、コンテンツの開発やモバイル端末向けの Hungama Music と Hungama Play における技術的サポートの向上に充てられる。

この提携によって、Xiaomi が手掛ける Mi プラットフォームに、テーマや着信音を含む Hungama のコンテンツサービスが統合されることになるだろう。Xiaomi の副社長である Hugo Barra 氏は次のように語っている。

当社はスマートフォンを、コンテンツを含むインターネットサービスを提供するプラットフォームであると考えています。インドにおける当社ユーザベースの拡大と4G の継続的な普及率の増加に伴い、当社は Xiaomi 製のデバイスを通じて、より多くのデジタルメディアが消費されることを期待しています。

Alibaba(阿里巴巴)や Tencent(騰訊)など中国のインターネット企業はコンテンツ市場の開拓に力を入れており、Xiaomi も例外ではない。Xiaomi は10億米ドルを投入して2014年にデジタルコンテンツ市場へ本格的に参入した。そのうちオンライン動画のプロバイダである iQiyi(愛奇芸)に3億米ドルを投資し、中国最大の動画ストリーミングサイト Youku Tudou(優酷土豆) の株式を購入している。

Xiaomi は2014年7月にインド市場に参入し、昨年から現地生産を開始している。インドで販売されている自社製スマートフォンの75%以上が同国で作られたものだ。

インドは世界第2位の人口を誇り、12億人以上もの人々を抱えているが、そのうちネットユーザは4億人、スマートフォンユーザは約2億2,000万人とインターネット普及率は比較的低い。中国市場が飽和状態になりつつある現在、インターネット関連のスタートアップ企業にとってインドは重要なエマージングマーケットであると広く認知されている。

【via Technode】 @technodechina

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Alibaba(阿里巴巴)が中国最大の動画サイト「Youku(優酷)」と「Tudou(土豆)」を完全取得へ——推定買収額は42億ドル

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Alibaba(阿里巴巴)は今日(原文掲載日:16日)、中国最大のオンライン動画サービス「Youku Tudou(優酷土豆)」を買収する計画であることを発表した。Youku Tudou は、ユーザ作成コンテンツに加え、ライセンス承認を受けた映画やテレビ番組などで構成される動画サイト Youku(優酷)と Tudou(土豆)を運営している。 評価額から計算すると買収額は42億ドルに上るとみられるが、…

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Alibaba(阿里巴巴)は今日(原文掲載日:16日)、中国最大のオンライン動画サービス「Youku Tudou(優酷土豆)」を買収する計画であることを発表した。Youku Tudou は、ユーザ作成コンテンツに加え、ライセンス承認を受けた映画やテレビ番組などで構成される動画サイト Youku(優酷)と Tudou(土豆)を運営している。

評価額から計算すると買収額は42億ドルに上るとみられるが、正式な金額は Alibaba からは公開されなかった。

Alibaba は2014年4月に Youku Tudou の 18.3% の株式を取得していたが、今日の買収で残りのすべての株式を取得することになる。Youku Tudou からは、この件に関する Tech in Asia からのコメント要望に対して回答が得られていない。

アメリカの有料動画サービスをベンチマークする Alibaba

Alibaba による Youku Tudou の買収劇は、中国の消費者をとらえ、彼らに有料動画ストリーミングサービスに料金を支払ってもらおうとする、中国のトップ動画サイトの戦いの真っ只中で起きたものだ。同社らのライバルとしては、Baidu(百度)の iQiyi(愛奇芸)、Tencent(騰訊)の LeTV(楽視)、Sohu Video(捜狐視頻)などが挙げられる。

Alibaba は、自社開発のスマートテレビOSや動画ストリーミングサービスも提供している。Youku Tudou の買収は、同社のビデオサービスを大きく強化することになるだろう。Alibaba は最近、中国初の有料動画サービス TBO(Tmall Box Office、天猫票房)をローンチした。TBO はアメリカの HBO や Netflix をモデルとしたものだ。Alibaba の CEO である Daniel Zhang(張勇)氏は、発表の中で次のように述べている。

デジタルプロダクト、特に動画は、eコマースにおける形のある商品と同様に重要だ。Youku Tudou の高品質なビデオコンテンツは、Alibaba が将来提供するデジタルプロダクトにおいて、主要な位置を占めることになるだろう。

Alibaba は2014年、ニューヨーク証取上場の Youku Tudou の株式を取得した際には総額12.2億ドルを支払っており、これは一株あたり30.50ドル支払ったことになる。その後 Youku Tudou の株価は著しく下降し、株価上昇前の今年初めの13ドルにまで下げた。以前に比べ、Alibaba にとって今回の株式取得は割安感がある。現在の株価は一株26.60ドルで、木曜日の終値の20.41ドルよりも上げている。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

【原文】

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Xiaomi(小米)がYouku(優酷)に出資、コンテンツを強化

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スマートフォンメーカーのXiaomi(小米)が、中国のビデオポータルサイトYouku Tudou(優酷・土豆)に出資する予定だ。米ドルでの額と出資の規模はまだ公表されていないが、同社によれば公開市場での取引となるようだ。 Xiaomiは先週、10億米ドルを投じてビデオコンテンツを強化することを明らかにした。Youkuとの取引は、中国の2つのテック企業が共同でオンライン映画やテレビ番組の制作と配信に…

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スマートフォンメーカーのXiaomi(小米)が、中国のビデオポータルサイトYouku Tudou(優酷・土豆)に出資する予定だ。米ドルでの額と出資の規模はまだ公表されていないが、同社によれば公開市場での取引となるようだ。

Xiaomiは先週、10億米ドルを投じてビデオコンテンツを強化することを明らかにした。Youkuとの取引は、中国の2つのテック企業が共同でオンライン映画やテレビ番組の制作と配信に資金を提供するというものである。

Xiaomiは携帯電話のほかに、人気のあるセットトップボックスやスマートテレビも製造している。

価格を抑えるため、Xiaomiは機器を原価で、もしくはほぼ原価の水準で販売している。その埋め合わせとして、同社はMIUIオペレーティングシステム上のアプリやメディアを活用して収益を上げる戦略を立てている。Youkuはライセンス付与されたビデオコンテンツを幅広く所有しており、同社の取り組みに確実に生かされることになる。

この戦略は今のところ功を奏しているようだ。Wall Street Journalが入手したある漏洩文書によると、Xiaomiの純利益は昨年84%増加して5億6600万米ドルになり、今年は75%増加すると予想されている。

Youkuの報告によると、月間アクティブユーザ数は5億、1日に視聴されているビデオの数は8億本である。使用時間の面で同社のアプリは中国で2番目に人気がある。MIUIには8500万のアクティブユーザがいる。

取引内容が分かり次第、記事を更新する予定だ。お楽しみに。

【原文】

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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中国トップ動画サイトYouku(優酷)、QRコードを追加して視聴者にモバイル化を後押し

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【原文】 中国のトップ動画サイトYouku(NYSE: YOKU、優酷)は、ウェブサイト上の全ての動画にQRコードを追加し、ユーザが移動中にスマートフォンやタブレットでも動画を視聴できるようになった。 この機能追加は小さい動きだが、賢くて独創的だ。Youku上の全ての動画ページ(ライセンスされたテレビ番組や映画コンテンツも含む)は、今では小さなQRアイコンが付いていて、押すとQRコードが表示される…

【原文】

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中国のトップ動画サイトYouku(NYSE: YOKU、優酷)は、ウェブサイト上の全ての動画にQRコードを追加し、ユーザが移動中にスマートフォンやタブレットでも動画を視聴できるようになった。

この機能追加は小さい動きだが、賢くて独創的だ。Youku上の全ての動画ページ(ライセンスされたテレビ番組や映画コンテンツも含む)は、今では小さなQRアイコンが付いていて、押すとQRコードが表示される。このコードを携帯電話やiPad、その他何でも手に持っているものでスキャンすると、同じ動画をモバイルブラウザ上で再生する。オプションでiOSとAndroidのYoukuアプリも起動できる。

ありがたいことに、モバイルブラウザで視聴すれば、Flash関連の厄介な問題に悩まされることはない。というのは、選んだYouku動画のHTML5版がモバイル端末に表示されるからだ。私が試してみたところ、AndroidのChromeで動画は問題なく再生され、画面を横にしても大丈夫だった。

上のスクリーンショットの動画で試してみてほしい。どのようなQRスキャンアプリでも動くはずだ。

合併したYouku Tudou(優酷土豆)社が最近行った調査によると、昨年9月のYoukuへのアクセスのうち15%はモバイルからだったが、この割合は急速に伸びると同社社長のLiu Dele(劉徳楽)氏は見ている。中国では、昨年8月にモバイルからのインターネット利用がデスクトップからのウェブアクセスを抜いたことですでに転換点を迎えていて、今ではモバイル画面をめぐって新たな競争が繰り広げられている。

(取り上げてくれたMarbridge Dailyに感謝)

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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Youku(優酷)が第2四半期の決算書を発表:収益は増加、合併も順調

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 中国最大のインターネット動画配信企業Youku(NYSE:YOKU)は今夜、第二四半期の決算書を発表したがどっちつかずな内容となった。依然として純損失(990万米ドル)は生じているものの、2011年度の第2四半期と比較すると純利益(6,100万米ドル)は96%上昇した。 だが、2011年の第2四半期と比較すると支出も大幅に増加している。運営費は2倍近くになり…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国最大のインターネット動画配信企業Youku(NYSE:YOKU)は今夜、第二四半期の決算書を発表したがどっちつかずな内容となった。依然として純損失(990万米ドル)は生じているものの、2011年度の第2四半期と比較すると純利益(6,100万米ドル)は96%上昇した。

だが、2011年の第2四半期と比較すると支出も大幅に増加している。運営費は2倍近くになり、販売経費も増えている。開発費も2倍以上、一般管理費は3倍だ。Youkuは、複数メディアの個別取材に応じ、2012年の第1四半期と比較すればそこまで悪い数値ではないと強調した。「第2四半期は前期比で、運営費が11%上昇、収益は43%上昇している。販売経費は6%上昇したに過ぎない。」Tudouとの合併が効果を発揮しコンテンツの価格が下がるため、この傾向は第2四半期まで続くとYoukuはみている。

またYoukuは合併が順調に進んでいるとも発表し、次の段階として8月20日に両社で株主総会が予定されている。メディアに対してYoukuの代表は次のように述べた。

「私たちはTudouとの統合準備を終え、新しい組織構成、新会社における中心的な役員が持つ役割と責任について合意に至りました。合意後すぐに新しい組織構成に移行することになっており、2012年度第4四半期の統合経営体制への完全移行に向けて順調に進んでいます。」

この発表後の電話会議では、Youkuの役員が、その事業に重大な影響を与えるかもしれないとの指摘もある(私が指摘しているのだが)SARFTの発表について触れた。彼らはあまり憂慮していないようで、問題の規制はYoukuの取引に「大きな影響を与えることはない」だろうとしている。

完全な情報開示のために:私はかつてYoukuで働いていたが、現在は退職しており、同社株の保有など一切の利害を同社に関してもたない。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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中国の動画共有サービス「Youku(優酷)」と「Tudou(土豆)」統合の詳細が明らかに

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 先日、Youku(優酷)によるSECの報告書の提出で、Youku-Tudouの統合がいかにして実現されたかの詳細が明らかになった。興味があれば、ここから詳細を(統合の背景は97ページ目より)見ることができる。ありきたりな情報にあふれている報告書だが、なかなか興味深く仕上がっている。 YoukuとTudou(土豆)は、2社の統合もしくは事業共同計画の可能性つい…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

先日、Youku(優酷)によるSECの報告書の提出で、Youku-Tudouの統合がいかにして実現されたかの詳細が明らかになった。興味があれば、ここから詳細を(統合の背景は97ページ目より)見ることができる。ありきたりな情報にあふれている報告書だが、なかなか興味深く仕上がっている。

YoukuとTudou(土豆)は、2社の統合もしくは事業共同計画の可能性ついて2009年から議論を重ねてきた様子だ。だが、これらの議論は結果につながらず、両者共にオンライン動画サイトの他の競合会社と協力体制を築くべく積極的に動いていた。

興味深いことに、事実上の協議はTudouとYoukuではなくベンチャーキャピタリストによって始められた。Chengwei Capital(成為資本、Youku初期の投資家)のEric X. Li(李世黙)氏は、GCV Capital(Tudou初期の投資家)のJixun Foo氏に働きかけた。2名は2月に会うことを決定し、そして16日にFoo氏はLi氏とYoukuの設立者でありCEOのVictor Koo(古永锵)氏、そしてCFO(最高財務責任者)のLiu Dele(劉徳楽)氏と会談した。TudouのCEOであるGary Wang(王令麟)氏は、どうやらこの会談については会談後まで知らされなかったという。

議論が進むにつれ、Tudouは他競合他社のオファー競争を生むためYoukuのオファーを公にすることも考えた。だが、それはYoukuからの最初の買収契約オファーを台無しにする可能性を秘めておりリスクが高すぎる動きだと判断した。Tudouはそれほどこのチャンスを強く望んでいたようだ。

協議が進むとTudouとYoukuは直接コンタクトをとるようになった。しかし、その議論や調整の多くにおいて、ベンチャーキャピタリストのLi氏とFoo氏が両社に代わって重要な役割を果たした。

[LiとFooの協議に基づく同意事項について]  契約解除に伴う手数料、合併比率の計算方法、移行管理委員においてのTudou側の権限、Wangの競業禁止契約における適用期間と範囲、競合提案に関する話し合いや請願におけるYoukuの権限の制限範囲。

この報告書ではまた、両社の取締役会が統合を受け入れた公式の理由も記されている(103ページ以降参照)。Youkuの理由はおそらく読者が予想したものと一致する。 この統合により、YoukuはTudouを支配できるようになるということだ。Tudouの理由は、株式の価値を上げることに苦心していたこと、独自にそれが実現できないことを懸念していたことなどがある。

彼らはまた、Tudouの経営陣がオープンな競売で他社からの入札があれば、より高値がついたのではないかと考えていたことを明らかにしている。しかし当然ながら、その機会を追い求めることでYoukuがオファーを撤回するリスクを理解しその道は選ばなかった。

残りは既に過去のことだが、もし詳細を知りたい場合は、400ページにわたって細かく書かれた全報告書に目を通してみてほしい。

開示事項:筆者は一時期Youkuに勤務していたが、同社のストックは保有しておらず、同社に対する関心も特にない。

【via Tech in Asia】 @TechinAsia

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中国の大手動画サイト「Youku(優酷)」と「Tudou(土豆網)」、3月の合併によりユーザー登録数を合算

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【翻訳 by Conyac】 【原文】 中国の動画サイトYouku(NYSE:YOKU)は先日、YoukuとTudouのアカウント統合について密かに発表していた。これは去る3月12日、これら2つのサイトの合併によるものだ。我らTech in Asiaは、合併後サイトがどのように共存していくのか、また現在はまだ各々の動画サイトを運営しているが、2つのサービス間で何らかのタイアップがあるのかなど興味を…

【翻訳 by Conyac】 【原文】

中国の動画サイトYouku(NYSE:YOKU)は先日、YoukuとTudouのアカウント統合について密かに発表していた。これは去る3月12日、これら2つのサイトの合併によるものだ。我らTech in Asiaは、合併後サイトがどのように共存していくのか、また現在はまだ各々の動画サイトを運営しているが、2つのサービス間で何らかのタイアップがあるのかなど興味を掻き立てられた。

この統合は、ユーザがYoukuのアカウントを使用してTudouにログインできること、またその逆が可能であることを意味する。将来的には、同プラットフォーム上でユーザの友人関係のサポートがさらに改善され、また他のアクティビティの同期がさらに提供されていくだろう。Youkuは既に、コメントやお気に入り機能のため、他のソーシャルサービスを同社の動画プラットフォームに統合させており、それにはSina、Tencent Weibo、Renren、Kaixin001などが含まれる(以下参照)。

Youku(またはYouku/Tudou)が独自のサービスを断片化を望んでいないことは間違いないため、この統合がどれだけスムーズに行われるのか、そして双方のプラットフォームのユーザがどう反応するかは実に興味深い(きっと彼らはオフィスで、Barry Whiteを繰り返し再生しているだろう)。

この合併は、中国の動画分野の小規模プレーヤーに影響を与えたといっても過言ではない。コンテンツライセンスの観点で言えば、噂によるとSohu、Tencent、そしてBaiduのQiyiが共に動画に関する著作権を得るために共同編成を行うらしい(ただし合併ではない)。

Youkuは先日、同社とCBS Studios International間で、SurvivorとAmerica’s Next Top Modelの2つのテレビ番組における独占コンテンツ取引を締結したことを発表している。

【viaTech in Asia】 @TechinAsia

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