YJM Games には将来、AR/VR 分野で重要なプレーヤーになる計画がある。また、同社は VR、AR、MR 企業に対して、戦略投資を行う計画があることも明らかにした。声明の中で、DeMiroz 氏は次のように述べている。
YJM Games を韓国発のパートナーに迎えられたことを光栄に思う。VR や AR の市場規模の観点からも、アジアの VR や AR コンテンツを世界市場にプロモートするとともに、YJM Games とのアライアンスを通じて、アジアの主要市場でイノベーティブな VR や AR コンテンツとコミュニケーションをとるよい機会になると考えている。
The VR Fund は、ソフトバンクなどが加入する約150億ドル規模の世界的投資コンソーシアム Virtual Reality Venture Capital Alliance(VRVCA)の主要メンバーだ。
The VR Fund はこれまでに、TheWaveVR、Owlchemy Labs、Sliver TV などのスタートアップに出資している。同ファンドの共同創業者でジェネラルパートナーの VR スペシャリスト Tipatat Chennavasin 氏は、YJM Games と日本の gumi(東証:2903)が共同運営する Seoul VR Startups のメンターでもある。
シンガポール最大の新聞社のアクセラレータ「SPH Plug and Play」が、正式にシャットダウンしたことを表明した。 SPH のスポークスマン Yeo Siew Chi 氏が、Tech in Asia に対して、このニュースを確認した。メールの中で、彼は次のように語っている。 (今年から)SPH Media Fund は直接投資する戦略に注力しており、これ以上、SPH Plug and Pl…
シンガポールで開催された、SPH Plug and Play のデモデイ Image credit: Masaru Ikeda
シンガポール最大の新聞社のアクセラレータ「SPH Plug and Play」が、正式にシャットダウンしたことを表明した。
SPH のスポークスマン Yeo Siew Chi 氏が、Tech in Asia に対して、このニュースを確認した。メールの中で、彼は次のように語っている。
(今年から)SPH Media Fund は直接投資する戦略に注力しており、これ以上、SPH Plug and Play アクセラレータ・プログラムを続けることはなくなった。
SPH Media Fund は、SPH の投資部門だ。
昨年、Tech in Asia がその噂を最初に耳にしたとき、SPH はシャットダウンのニュースを否定した。当時、同社はプログラムの動向について検証中にあるとしていた。
Chi 氏にシャットダウンの理由について尋ねたところ、回答は得られなかった。
SPH Plug and Play の代表を務めた Jupe Tan 氏の以前の声明は意味深なものだった。彼は、マーケティング出版物の Mumbrella に、次のように語っている。
Two Bit Circus が1500万ドルを資金調達した。このラウンドを主導したのは Jazz Venture Partners で、Foundry Group、Techstars Ventures、Intel Capitalといった既存の投資家と少数の投資家が新規で参加している。 2012年にロサンゼルスで創業した Two Bit Circus は、テクノロジーを活用してイベント向けにイマー…
上: Two Bit Circus
Two Bit Circus が1500万ドルを資金調達した。このラウンドを主導したのは Jazz Venture Partners で、Foundry Group、Techstars Ventures、Intel Capitalといった既存の投資家と少数の投資家が新規で参加している。
2012年にロサンゼルスで創業した Two Bit Circus は、テクノロジーを活用してイベント向けにイマーシブでインタラクティブなショーを制作する。カンファレンス用のVRコンテンツや触覚によるアクティベーション、インタラクティブゲーム、そして同社独自の「STEAM Carnival」などが公開されている。
同社の発表資料によれば、Two Bit Circus が最終的に目指しているのは「人々の遊び方を再発明すること」だ。
Two Bit CircusのCEO・コーファウンダーであるBrent Bushnell氏は次のように説明する。
今回、Two Bit Circusが調達した資金は、とりわけマイクロアミューズメントパークの開発のために使われる予定だ。その2800平方メートル以上の敷地には、VRや複合現実、ソーシャルゲーム、炎、レーザー、ロボットなどのエンターテイメント要素が詰め込まれる予定だ。最初のエンターテイメントパークはロサンゼルスでオープンする予定だが、詳細の日時はまだ発表されていない。
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Husk Power Systems は、バイオマスガス化器で籾殻を処理して発電する特許技術を開発した。ビジネスモデルは農村地の電化であり、地域の資源や小型発電機を利用して、住民たちが充分に管理可能な分散型発電および送電をベースにしている。現在、Husk Power Systems は84箇所のローカル発電所を設置済みで、インドのビハール州全土における300以上の村で、20万人以上に電力を供給している。
HiGi Energy はフィリピンを拠点とするスタートアップで、ホテイアオイ(別名ウォーターヒヤシンス)を、調理用の代替エネルギーとなる豆炭へと変換している。人口1億人のうち65%が未だ薪や木炭を使用しているフィリピンで、同社は繁殖力の強いホテイアオイを使って木々の伐採を削減すると共に、川や湖の浄化を目指している。同社はシリコンバレーで開催された2016 Global Entrepreneurship Summit にて表彰されている。
フィリピン南部の都市ダバオに拠点を置く RAD Green Solutions は、数名のエンジニアからなるチームによって設立され、Pyroclave と呼ばれる環境に優しく低コストな廃棄物管理システムを開発した。このシステムは、Pyrolysis と呼ばれるプロセスにより、酸素を使わず極度の高温を用いて医療廃棄物を分解する。副産物が少なく、二酸化炭素を50%にまで抑えつつ効率的にすべての固形物質を炭素化するのが、焼却処理とは異なる点だ。同社はこの技術で多数の賞を受賞しており、直近ではフィリピンの科学技術省による2016 National Invention Contest and Exhibit にて次点者として表彰された。
2013年に設立された Avant Garde Innovations は、2015年になってようやく正式に事業を開始したばかりだ。同社は、代替エネルギーの提供を通して、インドの国家電力網への依存を減らすことを目標に掲げており、住居用、商業用、農業用などに使用可能な小型の風力タービンを手の届く価格で提供している。100%再生可能なエネルギーに特化する世界初のスタートアップだとする同社は国際的な知名度を得ており、国連のクリーンエネルギーリストにも記載されている。
Intraix
エネルギー消費データを理解する
2012年に設立された Intraix は、エネルギー効率を改善し消費コストを削減するためのソリューションを提案することに焦点を当てている。同社は大企業から飲食料品関連企業、さらには住宅まで様々なユーザのために幅広い商品を展開しており、エネルギー消費のモニターや報告などのサービスを提供している。2016年、同社は Wi-Fi ルーターをスマートホームのハブへと変える、スマートホーム技術を搭載した USB サイズの商品 KLUG を発表した。
BMB Solutions
持続可能かつ豊かな生活環境への道を切り拓く、インパクトある社会的革新を提供する
アテネオ・デ・マニラ大学の卒業生らによって設立された BMB Solutions はコミュニティ主導型の企業で、様々な工夫が凝らされた低コスト多機能組み立て式自転車、Big Mike Bike を開発した。この自転車は様々な部品を組み合わせることで、発電機、蓄電器、送水ポンプ、浄水システム、シュレッダー、フードプロセッサー、洗濯機など幅広い役割をこなす。現在同社は The Spark Project のスタートアップコミュニティの一部である。
Eco2 Green Data Center
不可能なデータセンターが現実に
マレーシアで設立された Eco2 Green Data Center は、グリーンデータセンター機器を製造している。同社は IT 機材を沈めることができる冷却材を開発することで、環境に悪影響を及ぼすデータセンター技術の問題に関して警鐘を鳴らしている。この冷却材の使用により、エネルギーコストを50%削減、二酸化炭素排出量を50%削減、そしてサーバーの信頼度および寿命を30%増加することが可能となる。同社は最近 Global ICT Excellence Awards 2016において Chairman’s Award を受賞したばかりで、現在 Eco2認定ハードウェアにポートフォリオを拡大中だ。