7月からドバイの空を単独搭乗者ドローンが飛行、2030年までに旅の4分の1を自動走行車で

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<ピックアップ>  Autonomous passengers drones will fly across Dubai starting this July

今年の7月から、アラブ首長国連邦最大の都市ドバイの空で単独搭乗者ドローンが飛行する予定だ。ドバイの道路&交通局(RTA)のチェアマンでエグゼクティブ・ディレクターのMattar al-Tayer氏が、World Government Summitで発表した。

ドバイでは、2030年までに同国の旅の4分の1を自動走行車でまかなうという戦略を立てている。この戦略の実現に一歩近づくわけだが、ドローンの購入が可能なのか、乗車予約ができるのかといった詳細は明かされていない。

今回採用されるのは、中国の「Ehang」のドローン「184」だ。世界初の乗客を乗せたドローンだという。一回の充電で、約30マイル(48km)を飛行でき、重量 220パウンド(90kg)までの乗客を乗せることが可能。さらに、ドローン後部にスーツケースも乗せられる。

飛行は、指令センターが操作するため、乗客はドローンに乗って、あらかじめ決められた行き先を選ぶだけだ。

紹介動画をご覧いただきたい。

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