チューブで食事をする人のために”本当の食事”を提供する「Real Food Blends」

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もともと、クラウドファンディング「Indiegogo」のプロジェクトとして始まった食品が、「Real Food Blends」だ。プロジェクトは、目標調達額を157%で達成した。

食品といってもスーパーなどで購入できる大衆向けではなく、北米で100万人いると言われるチューブを通して食事をする人に向けて開発されている。

北米のチューブ食市場は、年間30億ドル市場。従来の商品は、主にコーンシロップ・水・ビタミンから出てきており、食材や味のバリエーションもなければ、栄養価も低かった。

Real Food Blendsには、4種類の商品がある。どれも脂肪分の少ないタンパク質や野菜、果物を含む7つの食材からできている。例を挙げると、オレンジチキン・人参・キノア・ケール・穀物などが使われている。

もちろん、これらの食材をブレンドすることで、チューブで食せる形状になっている。一袋約227グラムで350キロカロリーと従来のフォーミュラより多い。

12パックが入って44.96ドル(一食3.75ドル)で売られている。商品リリース当初は限られていたが、今では北米の主要の保険適用範囲内だという。

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