Facebook、ロンドン新本部で初の社内インキュベータ「LDN_LAB」をローンチ

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スタートアップ7社が、Facebook LDN_LAB で12週間におよぶメンタリングプログラムに参加することになる。

Facebook は同社初の社内インキュベータを開設し、ロンドン本部に設置される。

Facebook は昨年12月にロンドンに新本部を設置した際、「LDN_LAB」について初めて発表した。このインキュベータは2018年末まで12週間のコースを3回実施する予定で、2月26日にキックオフを迎える初回バッチには、7社のイギリススタートアップが参加する見込み。

各3ヶ月のプログラムでは、コミュニティ形成のために技術を用いるスタートアップに向けたメリットを提供することで、スタートアップのビジネス成長を支援することに特化している。

このインキュベータは、人々がより多くの意義深いソーシャルなインタラクションを持てるようにしたいという、Facebook の広範なミッションにも資することになる。事実、Facebook は昨年、グループ管理者やページ管理者を一堂に集めた初のコミュニティサミットを昨年アメリカで立ち上げ、後にヨーロッパにも拡大させた。数週間前には、Facebook は新しいコミュニティリーダーシッププログラムに、最大1,000万米ドルの助成金拠出を約束した。

ロンドンのウエストエンドに開設された Facebook の新本部は、同社におけるアメリカ国外最大の開発ハブであり、2018年末までに従業員は2,000人以上に達すると見られている。

LDN_LAB は、ロンドンの VC である Bethnal Green Ventures の支援を得、Facebook ヨーロッパ中東アフリカ担当 VP である Nicola Mendelsohn 氏らをはじめとする諮問委員会に先導されている。参加者は、製品開発、ソフトウェアエンジニアリング、データサイエンス、アーケティングなどの要素を包含する、Facebook の上級エグゼクティブからメンタリングを受けることが可能だ。

Facebook の北ヨーロッパ担当 VP Steve Hatch 氏は、次のように述べている。

Facebook 自身、我々を迅速に行動させ、イノベーションを起こさせてくれた、賑やかなスタートアップエコシステムの中から生まれました。LDN_LAB により、我々はロンドンやイギリスじゅうで、次世代のスタートアップ成功事例に道を開く支援したいと考えています。究極的には、それがイギリスの経済を発展させ、雇用を生み出すことになるでしょう。

初回バッチに参加する7チームは主にロンドンから集められ、5人の女性創業者が含まれている。今週メンターとの面会やピッチが行われ、初回バッチが開始された。参加チームは次の通り。

  • Sharecare: 支援を必要とする高齢者とボランティアをつなぐプラットフォーム
  • Teacherly: 教師が講義計画を作成・共有するためのコラボレーションプラットフォーム
  • Olio: 近隣の人々がつながりあい、地元商店が食料品の余剰を出さないようにできるネットワーク
  • GoodGym: コミュニティベースのボランティア活動を伴う、ランナーがつながるための非営利組織
  • Mush: 新しい母親のためのソーシャルネットワーク
  • Rabble: フィットネスをより楽しくするためのゲーミフィケーション
  • Tabl: 独立系食料品コミュニティ・マーケットプレイス

このプログラムの2つ目のメリットは、Facebook や Instagram のコンテンツクリエイターに焦点を当て、ワークショップやメンタリングが受けられる点。3つ目のメリットは、今年8月に開始されるコミュニティリーダー・ビルダーへの参加招聘だ。このイベントは、Facebook のグループ管理者やページ管理者に焦点が当てたものになるだろう。

LDN_LAB は Facebook 初の社内インキュベータだが、同社はこれまでにも他所でインキュベータを運営している。昨年1月には、パリの Station F でデータ・ドリブンスタートアップのためのインキュベータをオープンしている。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】