「自分で服を”選ばないお買い物”が新たな洋服の購入手法に」ーーエアークローゼットがpickssにスタイリング精度向上の機能を追加

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同社代表取締役社長兼CEOの天沼聰氏

ファッションレンタルおよび販売サービスを提供するエアークローゼットは3月28日、都内にて記者会見を開催し、同社の提供するショッピングアプリ「pickss」のリニューアルおよびユーザーの動向について発表した。

2017年10月にローンチされた「pickss」はプロのスタイリストがパーソナルスタイリングをした洋服を自宅で試着、購入できるアプリ。会員情報とカルテの登録後にオーダーをすると、専用BOXでスタイリストが選んだ洋服5着が自宅に届く。届いたアイテムは気に入ったものだけをアプリで購入し、それ以外のアイテムは返却するシステムだ。1回のオーダーでスタイリング料金が2800円かかる。

第一段の販売ではファッションブランドのUNITED ARROWSなどが参画している。ダウンロード数は非公開で、現在airClosetおよびpickssでスタイリングをするスタイリストは150名程度在籍しているということだ。

今回のリニューアルでは、ユーザーがスマホで手持ちの洋服を撮影し、注文時にコーディネートを提案して欲しい服を選べる「マイクローゼット」機能とスタイリングに関する情報をスタイリストに伝えることができる「スタイルカルテ」機能を実装。「手持ちの洋服に合った洋服を購入したい」というユーザーニーズにあわせて、スタイリングの精度を向上させるのが目的だ。

「当社が20〜49歳の女性592名を対象とした調査では、93%の人が『新しい洋服を買う時に手持ちの洋服との着合わせを考えて購入できる方法があると良い』との回答もありました」(同社代表取締役の天沼聰氏)

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スタイルカルテ画面ではタイプやテイスト、お気に入りカラーなどをまとめておくことができる。

また天沼氏は洋服の購入方法に関して「実店舗やEC以外の選択肢として”(自分で服を)選ばないお買い物”が登場してくる」と話す。第三者から提案してもらい、購入する形をとることで女性の買い物の時間や手間を短縮しつつ、店舗にいかずともユーザーと似合う服と出会えるメリットがあるということだ。同社がpickssのユーザー100名に対して実施したアンケートでは、リピート希望率が100%となり、今後も選ばないお買い物を快適にするためにユーザーの求める提案のマッチング率を向上させていく。

「全国で約30億着分もの洋服が捨てられているというデータを目にしたこともあります。大きな視野ではこれらの服を似合う人とマッチングすることができれば、捨てられる洋服や買ったけど着ないまま捨てる洋服を減らすこともできると考えています」(天沼氏)

今回の機能リリースにあわせて、同社は参画ブランドを20ブランドに拡大したことも発表している。現段階では実験の結果プロのスタイリストの能力が高く、AIやアルゴリズムを入れてスタイリングしている部分は少ないが、今後実験などを重ねて導入することも検討中ということだ。

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