カメラ映像とロボットで困った人を検知して支援ーーホンダの支援プログラムに行動分析技術のVAAKが採択

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行動分析技術の「VAAK」は9月6日、招待制のカンファレンス「ICCサミット」のピッチコンテスト「Honda Xcelerator カタパルト」にて優勝し、ホンダのオープンイノベーション・プログラムの参加企業に採択されたことを発表している。

Honda Xceleratorはホンダの米研究子会社であるHonda R&D Innovationsが2015年から展開しているベンチャー支援プログラム。これまでにシリコンバレー、ボストン、イスラエルなどで実施されており、採択されたスタートアップに対して資金援助やコラボレーション機会、テスト用車両、ホンダのメンタリングなどのサポートが受けられる。

エネルギーやヒューマン・マシン・インターフェース(HMI)、パーソナルモビリティー、自動運転、人工知能(AI)、先進素材、ロボティクスなどの領域が対象となる。

今回採択されたVAAKは防犯カメラの映像を人工知能解析することで、人間の詳細行動の検知を可能とする技術を開発している。これにより万引き犯や不審人物の検知、来店予測を行うサービスを展開している。

今回のピッチではVAAKの行動分析技術にホンダのロボット技術を組み合わせることで、困っている人物の発見から対応までをロボットのみで実現するという取り組みを提案した。

via PR TIMES

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