製造業の受発注プラットフォーム「CADDi(キャディ)」運営、シリーズAラウンドで約10.2億円を調達

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Image credit: Caddi

製造業の受発注プラットフォーム「CADDi(キャディ)」を運営するキャディは14日、シリーズAラウンドで約10.2億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、DCM Ventures、WiL、グローバル・ブレイン、グロービス・キャピタル・パートナーズ、名前非開示の個人投資家。これはキャディにとって、今年2月に実施したシードラウンド(調達金額は7,000万円)に続くものだ。

CADDi は、独自開発の原価計算アルゴリズムに則った自動見積システムで、品質・納期・価格が最も適合する会社とのマッチングを可能にする製造業の受発注プラットフォームだ。3D CAD データをアップロードし、数量や材質、塗装などのパラメータを指定すると、価格と納期が約7秒で算出・表示される。発注側には、低価格で高品質な加工品の安定発注を可能にし、受注側(加工会社)には、相見積での失注を減らし安定的に案件を提供する。

2017年11月以降、サービスの利用社数は2,000社超で、提携加工会社数は約70社に達している。同社は今回調達した資金を開発と人材採用に充当し、組織基盤の強化に取り組む。2021年には、アジアで No.1 の加工品取扱量を誇るサービスとなることを目指すとしている。

Via Caddi

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