ロシアのインターネット大手Yandex、初のスマートフォンをローンチ

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Yandex.Phone

「ロシアの Google」と称されるインターネット大手 Yandex が、スマートフォンを初めてリリースした

Yandex.Phone は5.65インチの Android スマホであり、明日(12月6日)1万7,990ルーブル(約270米ドル)で販売される。

スペックに関しては中程度で、Qualcomm Snapdragon 630プロセッサー、RAM4GB、64GB のストレージ(拡張可能)、1,600万/500万画素のデュアル背面カメラを搭載している。

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Yandex.Phone(背面)

ほとんどの Android スマホに標準搭載されている Google Assistant に代わり、自社の AI アシスタント Alice を採用。ちなみに2017年の公開以来、Alice を初めて搭載した Yandex のハードウェアは Yandex.Phone ではない。 今年、Yandex はすでに自社スマートスピーカー(価格は160米ドル )に Alice を組み入れている

何のアプリがプレインストールされるかはまだ完全に明らかにされていないが、オフィシャル写真から判断すると、自社のサービスおよび検索エンジンを搭載するのはほぼ間違いないようだ。とは言っても、Google アプリもバンドルされている。

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Yandex.Phone

Google との戦い

Yandex.Phone のローンチの約3年前、同社は Google のロシアでの独禁法違反訴訟に勝利した。ロシア当局は、「Google は支配的市場地位を乱用し、Gmail、Google Search、Google Play といったアプリを Android に搭載させることをスマホメーカーに強要し、他社のサービス競争力を奪っている」とした。

判決の結果、Google は検索エンジンを含む競合アプリのプレインストールを制限することができなくなった。また、モバイル用 Chrome ブラウザ向けに「選択できるウィンドウ」を提供するよう要求され、ローンチ時点でユーザにどの検索エンジンを標準にするかを訊かなければならない。報道によると、この変更が実施されて1年ほどで、Yandex が Android の検索シェアにおいて Google を上回ったという

Yandex.Phone に Alice を統合させれば、ロシアのユーザはマップ、カレンダー、音楽、天気予報、さらには音声電話もカバーする、同スマホに深く根差した音声アシスタントを最初から体験することになるだろう。

Yandex のエコシステムプロダクト担当コーポレート VP である Fedor Yezhov 氏は以下のように話している。

Yandex.Phone はロシアユーザの声にお応えして、日常生活をナビゲートするツールを搭載した完全ローカライズのスマートフォンです。スマートフォン上でユーザの皆様は、Alice や弊社の最も広く使われているアプリと新たな方法でつながることが可能です。電話機と完全統合された Alice で、Yandex アプリに幅広くアクセスできるのです。

一方、Google はロシアだけでなく他のヨーロッパ諸国からの圧力にも直面している。ヨーロッパで Google アプリをプレインストールする場合、デバイスメーカーはライセンス料を負担するというビジネスモデルに最近変更した

Yandex.Phone は12月6日、モスクワ本社にある Yandex Store で販売開始予定。12月7日から、ロシア国内の小売店で購入可能となる。

【via VentureBeat】 @VentureBeat

【原文】

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