不動産テックのEQON、評価の高い不動産エージェントに売買・賃貸借を直接仲介依頼できるサービス「EGENT(イージェント)」を正式ローンチ

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EGENT
Image credit: EQON

東京に拠点を置く不動産テックスタートアップの EQON は30日、不動産エージェントを検索・仲介依頼できるサービス「EGENT(イージェント)」を正式ローンチする。住居不動産の売買・賃貸借を対象に、AI スコアリングで評価の高い不動産エージェントを紹介する。本日時点で120名以上のエージェントが登録しており、高級物件、遺産相続、収益不動産など、顧客の目的に応じて適切なエージェントが選べる仕組み。一部海外不動産を取り扱うエージェントや、外国語対応可能なエージェントの検索も可能だ。

一般的な不動産売買・賃貸借仲介サービスでは、不動産会社の窓口を通じて担当者が応対してくれるケースが多いが、優良な不動産物件ほど不動産情報ネットワークに流通せず、情報が特定のエージェントに帰属していることが多い。EQON ではこの状況を逆手にとって、顧客を評価の高い不動産エージェントに直接つなぎこむ仕組みを構築した。すでに複数の企業と協業に向け PoC を開始しており、不動産ポータルや VR 内見サイトとの連携も計画しているようだ。

同様に評価の高い不動産エージェントを直接紹介するサービスとしては、アメリカでは HomeLightUpNest、日本では fudopa が挙げられる。情報開示されている限りにおいて、2012年に創業した HomeLight はこれまでに総額5,500万米ドル、2013年に創業した UpNest は280万米ドルを調達している。

<参考文献>

via PR TIMES

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