アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」展開のランチェスター、シリーズAで3億円を調達

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左からジェネラルパートナー立岡恵介氏、XTech Ventures 代表パートナー手嶋浩己氏、 ランチェスター代表取締役 田代健太郎氏
Image credit: Lanchester

アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」を展開するランチェスターは16日、シリーズ A ラウンドで3億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、グローバル・ブレイン、ニッセイ・キャピタル、XTech Ventures。XTech Ventures は昨年10月ランチェスターに1億円を出資しており、今回はそのフォローオンとなる。ランチェスターにとって、外部からの累積調達金額は約4億円。

2007年に創業したランチェスターは、2017年からモバイルアプリプラットフォーム「EAP」の提供を開始。EAP は2020年6月、 SaaS 型アプリマーケティングプラットフォーム「MGRe(メグリ)」としてリブランディングした。MGRe は、モバイルアプリの開発から運用、分析までワンストップで支援するプラットフォームで、コミュニケーションを通して顧客理解を深めパーソナライズされた顧客体験を実現する。主にアパレル、百貨店、ワイン販売、化粧品など全国展開する小売事業者のアプリ開発に活用されている。

「MGRe(メグリ)」
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ランチェスターが目指すのは、昨年時点で売上の6〜7割を占めていたシステムインテグレーションから、SaaS/PaaS モデルへの事業シフト。MGRe を中心とした SaaS/PaaS モデルのビジネスは、初期費用350万円 + ARPU45万円(ユーザの MAU に基づいた料金体系)というユニットエコノミクスで構成されており、同社は、2023年までに導入ユーザ200社、ARR(年間経常収益)10億円規模を目指すとしていた。

アプリ開発のコンポーネント化・プラットフォーム化という文脈では、ヤプリやフェンリルなど、ランチェスターにとって競合とみられる企業も少なくない。アプリ開発のノーコード化を謳うヤプリは来月22日に東証マザーズに上場する予定で、時価総額が345億円に達することが明らかになった。