企業向け文章解析AIのストックマーク、シリーズBで10億円超を調達——Bonds、大和企業投資、ドコモ、WiLから

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ストックマークのオフィス
Image credit: StockMark

文章解析を軸に各種 AI ツールを開発・提供するストックマークは9日、シリーズ B ラウンドで10億円超を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、Bonds Investment Group、大和企業投資、NTT ドコモ・ベンチャーズ、WiL。WiL は2020年2月にも出資している

ストックマークは2016年4月、日本の大手商社に勤務していた林達氏をはじめ、技術者4人が中心となって設立され、リクルートホールディングスのスタートアップ・アクセラレータ「TECH LAB PAAK」の第3期から輩出された。ストックマークの累積調達額は明らかになってないが、INITIAL は今回シリーズ B ラウンド後のバリュエーションを46億円弱と報告している

国内外3万メディアからのオープンニュースのレコメンドと構造化により各種サービスを開発。こうして生まれたのが C 向けの記事管理自動化アプリ「StockMark(ストックマーク)」、B 向けのニュースクリッピングサービスの「Anews(エーニュース)」、ビジネスニュースを構造化解析し市場動向や競合の動きを可視化できる「Astrategy(エーストラテジー)」 だ。B 向けサービスは現在、1,500社を超えるユーザに利用されているという。

ストックマークでは今回調達した資金を使って、プロダクトの価値向上のための先端 R&D、事業規模拡大に向けたリクルーティング、プロダクトの認知度向上のためのマーケティングに活用するとしている。

via PR TIMES

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