アクセルスペース、シリーズCで約25.8億円を調達——毎日全地球観測インフラ「AxelGlobe」は衛星10基体制へ

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アクセルスペース経営陣の皆さん。左から:CTO 宮下直己氏、CSO 太田祥宏氏、CBO 山﨑泰教氏、CEO 中村友哉氏、CPO 中西佑介氏、CFO 兼 CHRO 青本裕樹氏
Image credit: AxelSpace

超小型衛星を開発するアクセルスペースの親会社アクセルスペースホールティングスは14日、シリーズ C ラウンドで約25.8億円を調達したと発表した。このラウンドに参加したのは、スパークス・イノベーション・フォー・フューチャー、三井住友トラスト・インベストメント、JP インベストメント、31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロース Ⅰ 合同会社(三井不動産、グローバル・ブレイン)、京セラ、三菱 UFJ キャピタル。

これはアクセルスペースにとって、2015年9月に実施したシリーズ A ラウンド、2018年12月のシリーズ B ラウンドに続くものだ。31VENTURES-グローバル・ブレイン-グロース Ⅰ はシリーズ B ラウンドに続くフォローオンでの参加。今回のシリーズ C ラウンドでの調達を受けて、同社の累計調達額は約70億円以上に達した。

アクセルスペースは東京大学からスピンオフしたスタートアップで2008年の設立。気象情報サービスのウェザーニューズから受託した超小型衛星の打ち上げ実績がある。アクセルスペースは重さ60キロググラム程度、大きさ50センチメートル四方の超小型衛星を開発しており、低軌道を周回する衛星群で気象データや地形データを集積し官公庁や民間企業に販売する。通常1基あたり数十億円以上かかる打ち上げ費用を10億円以下に圧縮できるため、衛星複数基による運用体制を構築できるのが特徴だ。

同社が2015年に発表した「AxelGlobe」は、地球観測を目的とした質量約100kgの超小型光学観測衛星GRUSを多数軌道上に配置し、地球上のあらゆる場所を1日1回という高頻度で観測できるようになることを目指している。AxelGlobe は複数の超小型衛星で構成されるが、すでに5基が打ち上げられており今後10基体制を目指す。今回の調達によって当初目標の10基体制に向けた道筋がついたことから、衛星データの利用普及・社会実装に向けて本格的に取り組むべく AxelGlobe 事業本部を立ち上げた。

via PR TIMES

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