eスポーツ大会プラットフォーム「JCG」、シリーズBラウンドでDBJキャピタルなどから5億円を調達

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eスポーツ大会プラットフォーム「JCG」を運営する JCG は11日、シリーズ B ラウンドで5億円を調達したと発表した。このラウンドのリードインベスターは DBJ キャピタルで、日本ベンチャーキャピタル、みずほキャピタル、三菱 UFJ キャピタル、イースト・インベストメント・キャピタル GP、ティーガイア(東証:3738)、三菱地所(東証:8802)が参加した。同社は2020年1月に名前非開示の外資系金融機関から5.7億円を調達しており、今回の調達はそれに続くものだ。累積調達額は10.7億円。

JCG は2013年、個人で e スポーツの大会開催・実況配信を行なっていた松本順一(matsujun)氏がマイルストーンと共に設立。2017年に JCG 事業はビットキャッシュに譲渡されたが、2019年12月に再独立した。社名は、松本氏らが立ち上げた、日本における e スポーツの先駆け的アマチュアリーグ「Japan Competitive Gaming」に由来。JCG が昨年組成・運営した e スポーツ大会は1,000回を超え、年間のべ29.2万人が参加、大会動画の年間再生回数は 3,500万回、2017年5月の創業(現在の法人)以来の累計再生回数は1億回を超えているという。

今回参加した投資家のうち、事業会社であるティーガイアと三菱地所について、JCG は何らかの事業シナジーを模索するものと見られるが、BRIDGE の取材に対し、JCG は詳細を明らかにできる段階にないとした。住友商事傘下の国内最大手携帯電話販売代理店ネットワークを持つティーガイアは2019年11月、アメリカの BlueStack Systems と資本業務提携し、BlueStacks の eスポーツプラットフォーム「Game.tv」の日本国内展開を支援している。三菱地所は日本 e スポーツ連合の会員で、スタートアップらと都市 DX サービスを開発するコンソーシアム「丸の内City DX パートナーズ」を展開している。

JCG では今回調達した資金をシステム開発・改善、最新機材の導入、採用強化・教育訓練、ブランディング・PR、新規事業開発等へ効果的かつ効率的に投資していくことで品質・顧客満足度のさらなる向上を図るとしている。また、投資家との協業を通じて潜在顧客へのアクセスを確保することにより、事業の加速度的な成長を実現するとしている。