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韓国の株式・ファンド管理プラットフォーム「Quotabook(쿼타북)」は、Elefund、Draper Associates、Goodwater Capital、およびアメリカの株式管理プラットフォーム「Carta」の投資部門 Carta Ventures から500万米ドルを資金調達したと発表した。同社の声明によると、今回の資金調達に先立ち、Quotabook は20社以上の現地のベンチャーキャピタルや銀行から支援を受けている。また、同社は Y Combinator の2021年冬バッチを卒業している。
2019年に Andy Choi 氏、Dan Hong 氏、Pilseon Jun 氏の3人のベンチャーキャピタリストによって設立された Quotabook は、VC が投資ファンドやポートフォリオを単一のダッシュボードで管理できるようにする。さらに、スタートアップはこのプラットフォームを利用して、キャップテーブル、エクイティリワード、バリュエーションを簡素化することができる。また、このサービスは、企業の業績を投資家に報告する。
Quotabook は、韓国で最初のキャップテーブル管理ソフトウェアであると主張している。
現在までに、1,000以上のキャップテーブルを導入しており、これらは累積で20億米ドルのプライベートエクイティに相当する。今回の資金調達により、同社は、ベトナム、インドネシア、マレーシア、台湾、タイ、シンガポールなど、他の国にもサービスを拡大する予定だ。
【via Tech in Asia】 @Techinasia
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